歩道橋深夜黒いアスファルトが隔てる道路その上にかかる歩道橋の上に立っていた五人で。行き交う車はまばら遠くに見える街明かり遠い遠い遠い街の優しい闇色の夜いつだって夜から始まっていつだって春から始まってそして。今日。新たな始まりの日。暗い夜空の星明りと街のイルミネーションそして歩道橋を渡り降り私たちはまた歩き始めた。