あなた達は私に
あなた達が嫌いな私に
私があなた達に好かれるように努力することを強いるよね
でも、
あなた達は私に
あなた達のことが嫌いな私に
私があなた達を好きになれるようになんて
何もしないよね
あなた達は私に好かれることになんて
何ら価値を感じないのでしょう
ただ、一方的に迎合することを求めるだけ。
だってだって
無価値なゴミなんだもの
私なんて
でも
私はバカで。
いつまでもあなた達の思い通りにならず
あなた達をイライラさせるから
もういいやって捨てようと
つまみ上げた
ゴミだと思っていたものに
いつまでも下に見ていた私から
知らぬ間に。
知らぬ間に…
細く深い…
消えない傷を刻まれていた事に
ずっと気づけずにいるあなた達を
口元だけみられないように
目を伏せて下を向いたまま
ずっとずっと嘲笑ってたことを
気づいた時にはもう
全てが手遅れでした
遠くに遠くに
手が届かなくなっていることに。
気づいた時にはもう
全てが手遅れでした
ほら
涙も呪詛も怒号も
何も届かない
遠い遠い同じ空の下で
私の幻が今でも
あなた達のこと見てるかもよ
ちょっとだけ愉快そうに