目指せ!森林インストラクター。 -9ページ目

目指せ!森林インストラクター。

日本の山を元気にしたい!
そんな思いから、森の案内人「森林インストラクター」の資格を取りました。

自然は私達に、たくさんのメッセージを投げかけています。
その声は、あまりにも小さく儚いものです。

そんな「森の囁き」を、お伝えします。

罪


野の花は野に咲くごとく
鳥は歌い空を舞うがごとく

あるがままの完成
作為のない美

そこには一遍の嘘も
傲りも偽りもない

全てが調和し
認め合う自然

身勝手な私欲のために
踏みにじるものは誰か






ご覧いただき、ありがとうございます。
こちらをクリックしていただけると、励みになります。


今後も、応援よろしくお願いします!


ヤマネコ



春。

季節は猫の目のように移り
日に日に表情を変える

若葉はダイナミックに伸展し
花はここぞと咲き誇る

一雨ごとに瑞々しさを増す草木

注がれる雫は
時に位置エネルギーの恩恵をもたらす

その一滴を待ち
そぐわしい場所に生きる

その時
そこに
その姿で

全て偶然の中の必然

あるがままを紐解こうとする

人はあまりにも無力だ




ご覧いただき、ありがとうございます。
こちらをクリックしていただけると、励みになります。

今後も、応援よろしくお願いします



4/6(土)、荒天が予想される中、高尾山でエコボランティアハイクがありました。
森林インストラクターと自然に親しみつつ、登山道のゴミを拾うイベントで、毎月第一土曜日に行われています。

私もインストラクターとして、微力ながらもお手伝いをさせていただいております。

今回のコースは6号路、沢沿いの道から尾根に上がり、紅葉台へ至るルートです。
春はあまり登ったことの無いコースなので、楽しみでした。

山は今、春真っ盛り

まだカタクリも咲いていました。

カタクリ


ニリンソウもお出迎え。

ニリンソウ

どちらも早春に花を咲かせ、木々の葉が茂る前に結実して姿を消す春植物。
広葉樹の森と共に生きる、スプリングエフェメラルです。

そうかと思うと、少し早目の印象のミミガタテンナンショウ。



花(?)の下の方に、穴が開いているのが分かるでしょうか。
こちらがオスで、成熟とともにメスへと変わり、穴が閉じるという変わりダネです。

そして、スミレシーズンでもあります。

ナガバノスミレサイシン(距が丸い)


ナガバノスミレサイシン


エイザンスミレ

エイザンスミレ

ケマルバスミレ

ケマルバスミレ


アカネスミレ

アカネスミレ

カタクリにも共通して言えるのですが、スミレもそんなに離れて咲いていません。
種がこぼれて、といった風でもありません。

種を運ぶのは、アリ。
種子についている、エライオソームというおやつを目当てに巣まで運び、種だけ捨てます。

ゆっくりゆっくり分散していく植物にとって、環境の激変は存亡の危機を意味するのです。


小さい花も見頃。


ユリワサビ

ユリワサビ

ヨゴレネコノメ

ヨゴレネコノメ

ハナネコノメ(ボケていてすみません

ハナネコノメ


ヤマルリソウ

ヤマルリソウ

アブラチャン

クロモジ


久々の観察ブログ、大サービスで写真を多めにしてみました

この時期は、白い花が多いようです。
ハエやアブぐらいしかまだ飛んでいないので、彼らに合わせた仕様なのかもしれません。

蝶が出始める頃には、もう少し色味が増えるような印象があるのですが・・・

今季は花が早い。そして、凝縮しています。
急な春の訪れに遅れまいと、咲き急いでいるかのようです。

とはいえ、だいたい順番通り出てくるのがまた面白い

日ごとに移る自然を感じに、山へ出かけてみてはどうでしょうか


ご覧いただき、ありがとうございます。
こちらをクリックしていただけると、励みになります。

今後も、応援よろしくお願いします!

継



軌跡の上に芽生えた新たな命

どうやってここまで来たのか
何に依って生きているのか

受け入れ受け入れられて
命が引き継がれていく

善いも悪いも
優劣もなく

ただ淡々と


ド根性桜

野に出始めたころ
一本のサクラに出会った

名もなきその木は
ひっそりと佇んでいた


今はどうしているのだろう?


この季節になると
思わずにいられない