すっかり初夏の陽気になりました。
昨日は、緑滴る奥多摩で企業の森の植林イベントがありました。
企業の森とは、社会的貢献活動(CSR)の観点から森林保全活動を行おうとする企業と、森林所有者を行政が仲立ちして結び、計画的森づくりを行おうとするものです。
ですので、植樹から始まり、下刈・除伐といった育林作業を継続的。かつ計画的に行うことが求められます。
各地で取り組みが行われており、今回もその一環です。
用意された苗は、イロハモミジ・ナナカマド・ヤマボウシ各100本。
合計300本を、40名近い参加者の方が植え付けを行いました。
まず地表のゴミを掻き、穴を掘ります。
苗が入るより少し大きめに掘ったら、ポットから苗を取り出し、少しほぐします。
土は着いたまま。あまりきれいにしすぎてしまうと、根付きが悪くなるそうです。
掘った土を埋め返すときは、石やゴミがなるべく入らないようにします。
苗の周りを踏み締め、上に乾燥予防のため草などを被せます。
書いてしまうと簡単な作業ですが、実際掘ると根っこは出てくる・石に当たると、思うようにはかどりません。
唐鍬をガチガチ言わせながら、作業は進みます。
少し植え残しは出ましたが、無事作業終了。
参加者が帰られた後、スタッフが残業(?)で完了させました。
比較的平坦な場所で落石等の危険も無く、熱中症も作業時間が短かく問題なく終えることができました。
植えていく間に、だんだんと木への愛着を感じる参加者の姿が印象的な一日でした。
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