※注 ネタバレあり
2023年製作/125分/アメリカ
原題:Ant-Man and the Wasp: Quantumania
配給:ディズニー
「アベンジャーズ」をはじめとしたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を構成する人気作品のひとつ、「アントマン」のシリーズ第3弾。未知の量子世界に入り込んだアントマンやワスプが、アベンジャーズの新たな脅威となる存在、カーンと遭遇する。
「アベンジャーズ エンドゲーム」では量子世界を使ったタイムスリップの可能性に気づき、アベンジャーズとサノスの最終決戦に向けて重要な役割を果たしたアントマンことスコット・ラング。ある時、実験中の事故によりホープや娘のキャシーらとともに量子世界に引きずり込まれてしまったスコットは、誰も到達したことがなかった想像を超えたその世界で、あのサノスをも超越する、すべてを征服するという謎の男カーンと出会う。
体長1.5センチの世界最小のヒーロー、アントマンことスコット・ラング役にポール・ラッド、アントマンのパートナーとして戦うワスプことホープ・ヴァン・ダイン役のエバンジェリン・リリーをはじめ、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファーらおなじみのキャストが集結。スコットの愛娘で大人に成長したキャシー役を「ザ・スイッチ」「名探偵ピカチュウ」のキャスリン・ニュートン、謎の男カーンを「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」のジョナサン・メジャースが演じる。シリーズ前2作「アントマン」「アントマン&ワスプ」を手がけたペイトン・リードが今作でもメガホンをとった。
さて、
2023年一発目の映画館での映画鑑賞は
「アントマン&ワスプ クアントマニア」
今年に入って「THE FIRST SLAM DUNK 」2回目を観に行ってますが、2回目なのでカウントしてません。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界観は大好きです
が、
正直に言うと、ちょっと「MCU疲れ」してます。
その原因は「フェイズ4」↓にあり。
『ワンダヴィジョン』(2021・ドラマ)
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(2021・ドラマ)
『ロキ』(2021・ドラマ)
『ブラック・ウィドウ』(2021・映画)
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021・映画)
『エターナルズ』(2021・映画)
『ホークアイ』(2021・ドラマ)
『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』(2022・映画)
『ムーンナイト』(2022・ドラマ)
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022・映画)
『ミズ・マーベル』(2022・ドラマ)
『ソー:ラブ・アンド・サンダー』(2022・映画)
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(2022・ドラマ)
『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』](2022・映画)
※アニメ3作品は除いてます。
赤字で書いてるのが
ディズニー+で配信してるドラマです。
映画だけでも膨大な数なのに、
そこにドラマまでとなると、ちょっとしんどいってのが本音。
フェイズ4は個人的に
テンションが上がりませんでした。
理由としては
フェイズ1~3は軸がしっかりあり、物語がどこへ向かってるのかが鮮明でした。
対してフェイズ4は
本筋がボヤっとしてて、さらに「マルチバース」という世界観の分かりにくさがモヤッとして、いまいち物語に入り込めない。
そして、今作からフェイズ5に突入。
今回のヴィラン「カーン」
このカーンはドラマ「ロキ」にガッツリ出てます。
ロキに出てるカーンを見てると「倒すの無理じゃない?」というくらいの無敵ぶり。
「アントマンには無理でしょ」と思ったら、あらま、あっさり倒しちゃいました。
MCUファンの方ならご存知でしょうけど
「マルチバース」という何でもありな世界なので、「カーン」は無数に存在します。
今回倒したのはその中の1人に過ぎないにしても、無敵感は薄かったと思います。
面白かったですけど、
フェイズ3までの面白さには、ちょっと届かなかったかな。
フェイズ4の取っ散らかった惨状を
フェイズ5で盛り返してほしいと思う今日この頃です。
★★★☆☆