制作年度:2019年 制作国:アメリカ 上映時間:124分
マーベルコミックが生んだヒーローが結集する「アベンジャーズ」シリーズに連なる「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の一作で、MCUでは始めて女性ヒーローが単独で主役となったアクションエンタテインメント。アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性ヒーロー、キャプテン・マーベルの戦いを描く。1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現し……。後にアベンジャーズ結成の立役者となるニック・フューリーも登場し、アベンジャーズ誕生のきっかけとなるヒーローの始まりが明らかにされる。「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンがキャプテン・マーベル役で主演。ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンのほか、ジュード・ロウらが共演。監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、ボーデンとともに「ハーフネルソン」などでコンビを組んできたライアン・フレック。
『アイアンマン』(2008)から『アベンジャーズ/エンドゲーム』までのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)22作品に、「インフィニティ・サーガ(The Infinity Saga)」という通称が与えられていることがわかった。
マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が英Empireに対して明かしたという。
これまで11年以上にわたって展開されてきたMCUは
『アイアンマン』から『アベンジャーズ』(2012)を「フェイズ1」
『アイアンマン3』(2013)から『アントマン』(2015)までを「フェイズ2」
そして、
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)から『エンドゲーム』までを「フェイズ3」を称している。
このたび、フェイズ1~3をまとめて「インフィニティ・サーガ」と呼ぶことに。
というわけで、
この「キャプテン・マーベル」はインフィニティ・サーガの21作品目です。
4月公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」で一旦終わりますが、その後もまだまだ続いていきます。
でも、22作品が絡む映画なんて過去になかったですよね。
それゆえ、途中から観始める人にとってハードルが上がって行くのも仕方ありません。
22作品を単体で観ても、あまり楽しめないのも事実です。
しかし、この割り切りが無ければ中途半端になりますし、この選択は正解のような気がします。
「キャプテン・マーベル」は時を遡ること、アベンジャーズ結成前のお話です。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」を前に、アベンジャーズ結成前のお話を持ってくるところにセンスを感じます。
22作品すべてが繋がっていきます。
いよいよラスト!来月が楽しみです!
★★★★☆