制作年度:2017年 制作国:アメリカ 上映時間:163分
映倫区分:PG12
リドリー・スコット監督がフィリップ・K・ディックの小説をもとに生み出した1982年公開の傑作SF「ブレードランナー」から、35年の時を経て生み出された続編。スコット監督は製作総指揮を務め、「メッセージ」「ボーダーライン」などで注目を集めるカナダ出身の俊英ドゥニ・ビルヌーブ監督が新たにメガホンをとる。脚本は、前作も手がけたハンプトン・ファンチャーと、「LOGAN ローガン」「エイリアン コヴェナント」のマイケル・グリーン。前作から30年後の2049年の世界を舞台に、ブレードランナーの主人公“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを捜す物語が描かれる。前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードが同役で出演し、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングがデッカードを捜す“K”を演じる。
と、いうことで観てきました。
上映時間163分という長編。
まず、この映画を見るにあたって注意しないといけないのは、
前作を観てないと、なんのこっちゃです。
これ単体では絶対に楽しめないですし、理解できません。
前作が合わない人は観ない方がいいと思います。
SFですけど、これは『静』のSF。
派手な展開は期待してはダメです。
SFを舞台にしたヒューマンドラマ。
あの『メッセージ』のドゥニ・ビルヌーブ監督と聞いて思わず納得。
相変わらず上手いです。
ブレードランナーの世界観が好きな方は8割ハマると思います。
キャストもいいとこ揃えてます。
ジョイ役の「アナ・デ・アルマス」
切なすぎる役ですが素敵でした。
鑑賞後、いろいろ考えてしまう作品です。
疲れてるときとか、夜遅くからの鑑賞には不向きです。
静かに進んで行くので確実に寝てしまうと思います。
★★★★☆