【 立夏の薬膳(2) オニオンスープ 】

 


火を通し甘みを引き出したオニオンスープで、一人1/2個の玉ねぎをあっというまに食べられます。

シンプルな味付けで、調理も簡単です。

スープに加えるチーズが味・食感ともアクセントになりす。

 

たまねぎは、生で食べると辛味が強いので、瘀血(血の汚れ)を整える働きが強くなります。

火を通すと甘みが増すので、胃を元気にする働きが強くなる食材です。

気の巡りを整える働きもあります。

オリーブ(オリーブオイル)は、体を潤す働きがあるので、春のカゼや花粉症などで咳が止まらない時など乾いた粘液を潤してくれます。

また解毒の働きもあるので、体内の老廃物や病邪の除去を助けてくれる食材です。

 


■ 材料(2人分)

 

・玉ねぎ:1個

・バター:5g

・にんにく:1個

・水:400ml

・ローリエ:1枚

・野菜ブイヨン:3g

・塩、胡椒:少々

・溶けるチーズ(モッツァレラ):大1

・パセリ:少々

・オリーブオイル:少々

 

■ 作り方

 

1. 玉ねぎを薄くスライスし、にんにく、パセリをみじん切りにします。

2. 鍋にバターを入れ弱火で溶かし、にんにくを入れ香りが出たら玉ねぎを加え炒めます。

3. 玉ねぎがしんなりしてきたら、水を入れ(玉ねぎがひたひたに浸かる位。400mlでは足りない場合は少し足してください)、ローリエを加え、蓋をして中弱火で10分煮ます。(途中ブイヨン、塩胡椒で味を整えます。)

4. 器にたまねぎの具を入れ、溶けるチーズを入れ、スープを注ぎ、オリーブオイルをまわしかけ、パセリを乗せたら完成です。