【啓蟄の薬膳 春色の養生ホットワイン】
春は陽気が上昇し、人間も精神的に不安定になりやすく、ストレスを受けやすくなります。
気をめぐらせ、心を和ませてくれるローズと、発散と消化の働きを助ける赤紫蘇を使ったホットワインは、アルコールを飛ばすので、お酒に弱い方でも楽しめる養生酒です。
「ローズ」はバラの花を乾燥させたハーブです。
冷えによる痛み、イライラ、不安感、便秘などの緩和に役立ちます。
甘い華やかな香りは、心の緊張をとりリラックスさせてくれます。
「赤紫蘇」は身体を温め、気の巡りを良くし、消化を助ける働きがあるため、胃の不快感、腹部の冷えと痛み、喉や胸の詰まり感などの改善に役立ちます。
■材料(グラス約1~2杯分)
・ローズレッド・・・ティープーン2杯
・赤紫蘇(乾燥)・・・1g(生の赤紫蘇の場合は1枚)
・白ワイン・・・200ml(ハーフボトルのワインで作ると2回作れます)
・蜂蜜・・・ティープーン2杯
■作り方
1. 鍋に白ワインを入れ弱火で煮る。
2. プツプツと泡が出てきたら、ローズと赤紫蘇を入れスプーンなどでかき回し、軽く沸騰するまで煮る。
3. 沸騰したら更にとろ火で2分煮て、茶漉しなどで漉してカップに注ぐ。
4. 蜂蜜をよく混ぜ、暖かいうちに召し上がれ♪