本日は、「大寒」。

 

“冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也”(暦便覧)

 


一年でいちばん寒さが厳しくなる頃。

ここを乗り切れば春近しということです。

 


2日前の1月18日から立春の前日2月3日までが、冬の土用期間です。

季節の変わり目ですので、体調管理に気をつけましょう。

冬土用は、「未(ひつじ)の日」に『ひ』のつく食べ物と、赤い食べ物を食べると良いとされています。



ヒラメ、ヒラマサ、ひじき、赤いものはトマト、りんご、パプリカなどがあります。

冬土用は「北東」の方位に神様がいるので犯してはならず、土を動かしたり、大きな音をたてるなどは控えた方が良いとされています。

 

 

今日は、寒の入りに合わせて「寒邪対策!おすすめ温活養生法」をご紹介します♪

 


「冷え」のサインは以下の通りです。

そういえば...と思い当たる方は対策が必要です。

 

□分泌物(鼻水や尿など)がうすく白か透明

□温めると身体が楽

□冬になると腰痛、神経痛などの痛み

□温かいものを好む

 

 

●まずは防寒の徹底!

 

3首(首、手首、足首)は、寒さの影響を受ける場所です。

徹底して冷やさないようにしましょう!

寒さは、下に降りてきます。下半身を温めましょう。

足への刺激は大切!青竹ふみや足指ほぐしは効果的です。

 

●温裏(おんり)、散寒(さんかん)

 

シナモン、小茴香(フェンネル)、八角(スターアニス)、丁子(クローブ)、花椒、ヨモギ、などは身体を中から温めます。



一度に大量に摂取するのは身体に負担をかけますので、「少量を毎日」を心がけましょう。

 

●黒食材で腎のケア

 

黒豆、黒米、黒きくらげ、昆布、黒茶(プーアル茶)、しいたけ、わかめ、ひじき、昆布、などを意識して取り入れましょう。