本日は、「霜降」。

 

“ つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也 ”(暦便覧)

 


朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では露が霜に変わり降り始める頃です。

だんだんと冬が近づいてきました。

 

今年は1021日から117日までが「秋の土用」の期間です。

「土用」とは、 五行で割り当てられた春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気のほか、残った土気を季節の変わり目に割り当てたもので、次の季節を迎える準備期間と位置付けられました。

土に還るという言葉があるように、「土の気」が持つ物事の終わりと始まり”“破壊と再生の作用が強くなり、地上の「気」全体が乱れて影響が出ると言われています。

また、季節の変わり目ですので、体調管理に気をつけましょう。

 

秋の土用は金行・戌の月で、相克する干支は辰(木行・青)です。

「辰の日」に「た」から始まる玉ねぎ・大根の他に、さんま・さばなどの青い食べ物を食べると良いと言われています。

冬に向けて栄養を蓄えようとする時期です。

旬の食材で冬の寒さに負けない身体をつくりましょう!