本日は、「寒露」。

 

“ 陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也 ”(暦便覧)

 

草木に冷たい露が降りる頃。

長雨が終わり、ぐっと秋が深まります。

 


中医学では秋は、「燥邪」の季節、関係が深い五臓は「肺」。

乾燥とともに呼吸器や、関連する皮膚の疾患に注意が必要です。

 

そしてこの時期になると、ブタクサやイネ科などによる秋の花粉症の発症も心配ですね。

最近は痒みを伴う症状の方が多いようです。

猛暑の疲れが残っていて体調の回復が遅れると免疫機能が低下し、アレルギー症状が出やすくなってしまいます。

対策として、まずはしっかりとした睡眠時間の確保をおすすめします。



秋の夜長はSNSや読書に適した時期とも言えますが、インプットした情報の整理で脳が疲れると、質の良い睡眠がとれなくなりますので、気をつけたいものです。