夏至の日に「夏至祭」があるように、冬至の日にも「冬至祭」があります。

 

東京・早稲田 穴八幡宮の「一陽来復御守」は、毎年冬至から節分にかけて授与され、財運・金運アップのお守りとして江戸から現代に伝わる特別なものとして有名です。

 


また、古代ヨーロッパでは「ユール(Yule)」という冬至祭が12日間に渡って行われていました。

ユールは、言わば太陽の「死と復活」のお祭りでした。

 


そのことからクリスマスの起源は冬至祭だった?という説もあります。

太陽の復活にキリストの誕生を結びつけたのかもしれません。

 


日本のクリスマスは1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)において、カトリック教会(イエズス会)の宣教師であるコスメ・デ・トーレスらが、日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが始まりと言われています。

 


ちなみに日本の守護聖人は聖母マリアと日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルだそうです。



「日本人は予の魂の歓びなり」と言った彼の人は、列聖された今もこの日本という国を愛してくれているのでしょうか。