デットクス&冷え対策に!

温めて、気血をめぐらせる!

 

 こんにゃく湿布 


<材料>

 

・こんにゃく芋から作られたこんにゃく(酵素が多く含まれているので)

・タオル

 

<やり方>

 

(1) たっぷり水を入れた鍋にこんにゃく12枚を入れて、沸騰してから10分くらい茹でる。

(2) 熱いのでトングなどでこんにゃくを取り出す。

(3) 乾いたタオル23枚にアツアツのこんにゃくを包みます。

やけどに注意しながら適温で調子の悪い場所にあてます。

 

こんにゃく湿布をあてる場所として基本的には、仰向けのとき:肝臓(右上腹部、胸の下あたり)丹田(おへそから35指分下、下腹部)

うつぶせのとき:腎臓(ウエストよりも少し上、背骨の両側)

さらに、胃が弱っている場合:胃(みぞおち)にあてると良いでしょう。

 

低温やけどしないように、気持ちの良い温度で2030分行います。

こんにゃく湿布をする時間としては空腹時がよく、食後なら1間以上はあけ、11回を目安に体調をみながらやってみてください。

 

背中側は腎兪(じんゆ)・志室(ししつ)・命門(めいもん)のツボにあたり、腎臓機能を活性化し、体力アップに役立ちます。

この部分の血流をよくすると腰痛予防にも効果が期待できます。

 

丹田は関元(かんげん)というツボにあたり、任脈に属する第4番目の経穴です。

脈診などによって小腸の不調が認められたときや、月経痛・月経不順、また、泌尿・生殖器関係の症状やリウマチ、中風にも効果があると言われています。

名の由来についても諸説がありますが、「丹」とは、赤い色で、火と関連があり、精神活動、エネルギーの源という意味合いがあるようです。

武道や技芸の修行でも「丹田を鍛える」というように、精神の要の場所とされていますね。

 

昔の人は、こんにゃくを食べて「腸の砂おろしをする」といいました。

それは、こんにゃくの酵素が身体の疲労物質や毒素、不要物を吸い出してくれるからと言われています。

 

  注意点  】 

 

湿布として使用したこんにゃくはたっぷり毒素を吸っているので、くれぐれも食べないように注意してください!

水につけてタッパに入れておけば、少しずつ縮みますが35回くらいは使うことができます。