おから入りコロッケ



娘の頃に、和紙のしおり人形作りに一時はまったことがありました。

しかし、その後は制作をすることもなくなり、和紙の残りと作ったしおり人形などをそのままずっと保管していました。

しかし、和紙も残りといえど結構の分量があり、これらもそろそろ何とかしたい・・・

ニュージーランドに住む娘に相談したところ、立ち雛だったら結婚する友人のカード作りに使えるので何組か作って欲しいと言われました。

そして出来上がったのが写真のお雛様です。

作ったのは全部で10組。どれ一つとして同じように出来上がったものはありませんが、それもまたご愛嬌ですね。

昨日は、あってはならないジャーナリスト後藤さんの悲しいニュースが流れました。

戦争や紛争などにより幸せを奪われた人々の目線で、その様子を世界中に発信し続けていた後藤さん。その後藤さんが撮られた映像から何気ない日常がどんなに幸せであるかということを思い知らされました。

これから、私の作った雛人形は、南半球へと海を渡ります。

せめて、国や人種、そして宗教が違っても雛人形を受け取られたお二人が末永くお幸せであられますように、そして将来、そのお二人の間に授かった命が幸せに満ち足りますようにと祈りをこめて、この雛人形を送り出したいと思います。

立ち雛



さて、先日、今度はおからをいただきました。

少なめを・・・といっていただきましたが、袋から出してみると結構な分量です。

まずはおから料理の定番、卯の花煎りを作ることにしました。

しかし、おからは見かけより調理するとかさが増えるので、そうたくさんは必要ありません。

それで、残りはおから入りのコロッケを作ることにしました。

おから入りのコロッケといっても、ジャガ芋の分量を減らしてその分おからを加えるというものです。

その割合は、ジャガ芋5に対しておから3くらいです。

もちろんおからの分量はこれより少なくてもかまいません。しかし、おからの割合を多くしすぎるとまとまりが無くなり、形作るのが大変なのといただいたときにちょっとぽそぽそした食感になっていまいますので入れすぎないようにして下さい。

味はジャガ芋だけのものよりほのかな甘みが感じられますが、大きな違いはほとんど感じられません。

コロッケは好きだけど炭水化物の摂りすぎが気になるという方には、おすすめの一品かなと思います。

作り方も普通のコロッケと変わりませんが、一応記しておきます。

コロッケを上手く作るこつは、ジャガ芋が茹で上がるのと同時に他の野菜とひき肉が炒め上がっていることと、材料が熱いうちに形作り、今度はよくさましてから衣付けをすることです。そうすると、衣が付けやすいだけでなくカラッと揚がったコロッケが出来上がります。



一緒にいただいたものは、


おかめ 切り昆布と打ち豆の煮物
節分 大根と里芋の味噌汁
おかめ フルーツ入りマカロニサラダ





コロッケ おから入りコロッケ コロッケ  

材料  10~12個分
ジャガ芋     270g(約中3ヶ) 皮をむき、各8コに切り水にさらす
おから      170g位
サラダ油     大さじ1
玉ネギ      70g        みじん切り
人参       50g        みじん切り
豚ひき肉     150g
塩        小さじ1/2
白胡椒      少々

小麦粉      適量
溶き卵      1個分   牛乳と合わせておく
 牛乳      大さじ1/2
パン粉      適量
揚げ油      適量

作り方
1)水にさらしたジャガ芋の水を切り、鍋に入れジャガ芋がちょうどかぶるくらいの水を入れ、茹でます。
2)ジャガ芋に竹串を刺し、すっと入るようになったらざるにとりお湯を切り、再び同じ鍋に戻し熱いうちにポテトマッシャーなどでつぶします。
3)鍋をごくごく弱い火(もしくは余熱)にかけ、おからも加え全体をよく混ぜ火を止めます。この時焦げ付かないように気をつけます。
4)ジャガ芋を茹でている間に他の材料を炒めます。まず、フライパンを火にかけサラダ油大さじ1を入れ、玉ネギと人参を加えよく炒めます。全体がしんなりしたら、豚ひき肉、塩と白胡椒を加え更に炒めます。豚肉から脂がでるようになったら火を止めます。
5)3)のジャガ芋とおからを合わせたものの鍋に炒めた野菜類を加え、全体によく混ぜ合わせます。
6)熱いうちに、10~12等分し、手にサラダ油(分量外)を軽く付けて厚さ1cmくらいの小判型にしてバットに重ならないように並べます。あら熱が取れたら冷蔵庫に入れ完全にさまします。
7)冷めたら、小麦粉をつけ、次に牛乳と合わせた溶き卵にくぐらせ最後にパン粉を付けます。180度に温めた油で表面がカリッとなるまで揚げ、油を切ります。