しかし、なかなかまとまった時間がとれない上に、久々の制作のためアイデアを絞り込むのに時間がかかり、そしていざ作り始めると今度は頭の中で考えていた通りに作業が進まず、試行錯誤を重ねようやく完成を見たのは作業開始からなんと一ヶ月以上もたってからでした。
そしてようやく出来上がったのがこれらです。
一つは箱形のバッグ。中にはポケットも色々つけ、上には中身が飛び出さないようにファスナー式の蓋付きです。
もう一つは、昔からあるあずま袋の変形版。裏とポケットをつけ、そして結び部分を長くして手に持つだけでなく、肩にかけることも可能なようにしました。
まとまった時間を作るということは、その分他の時間が割愛されます。
その割愛される時間は、今の我が家ではやはり調理の時間になりますね。
その為あまり時間もとらず調理でき、尚かつ洗い物も少なくするように野菜、肉や魚まで何でも盛り込んでしまう一皿料理であったり、丼物だったりすることが多くなります。
こんな簡単なお料理の場合には野菜不足にならないように気をつけています。
野菜は、一食で何品摂らなければとかどれくらいの量をとらなければということではなく、一日を通してバランスよく摂るように心がけます。
バック作りに時間を使いたいある日の夕食は、もちろんできるだけ簡単に済ませたかったので、フライパン一つで作れる牛肉と野菜の中華風炒め物、お土産に頂戴したニンニクの芽の醤油漬けを利用して長ネギと生姜、そして胡麻油を加えた薬味でいただく中華冷や奴、もう一つは椎茸、人参、小松菜と長ネギのスープにすることにしました。
今回は、このいたって簡単な玉ネギとピーマン、牛肉の中華炒めをご紹介します。
牛肉は少なめですが、バラ肉を使うことによってよく味も出ます。また玉ネギがたくさん入ることで自然の甘みが増し優しい味の一品になります。
今回は玉ネギを使いましたが、人参やキャベツなどを使っても甘みが出ますので、色んな野菜でお試し下さい。
もし玉ネギの量が少なかったりして甘みが足りない場合には、最後に加える醤油をオイスターソースに換えて炒め上げて下さい。


材料
牛バラ肉の薄切り 100g 繊維に直角に1cm幅に切る
醤油 大さじ1
水 大さじ1/2
塩 ひとつまみ
胡椒 少々
片栗粉 小さじ1/2
玉ネギ 大1ヶ 縦半分に切り、繊維に直角に5mm幅に切る
ピーマン 大2ヶ 縦半分に切り、種を除いて縦に5mm幅に切る
サラダ油 大さじ3
塩 小さじ1/4
醤油 小さじ1・・・甘みが足りない場合は、オイスターソースに換える
胡麻油 小さじ2
作り方
1)ボールに醤油から片栗粉までの材料を入れて混ぜ、細切りにした牛肉を加え手で揉みこむように混ぜます。
2)フライパンを火にかけ、サラダ油大さじ2と塩小さじ1/4を入れ、玉ネギを加え少し色が変わるまで炒め、次にピーマンを加えさっと炒めます。
3)フライパンの端に野菜を寄せ、空いたところに残りのサラダ油大さじ1を入れ、下味をつけた牛肉を入れバラバラになるように炒めます。
4)牛肉の色が全て変わったら、端に寄せておいた野菜と合わせ、醤油小さじ1と胡麻油を回しかけ全体に混ぜるように炒め上げます。