急に暖かくなり、お向かいの梅と入れ替わるように彼岸桜が満開になりました。

我が家のコブシやラッパ水仙も咲き始め、いよいよ春本番。何となくウキウキしてしまいます。

暖かくなると虫や動物たちが活動を始めるのと同じように、我が家でもごそごそと動き始めました。

まずは、キッチンタオルの制作です。市販のものは大きさが小さめのものが多く、大きなお皿やお鍋類をふきにくく、また、すぐにびしょびしょになってしまうので、先日ワッフル仕立ての布を買ってきて、好みの大きさの布巾を作りました。

薬局で使うものも含めて全部で12枚。出来上がったものを使ってみると、大きなものもすっぽりと包み込むようにふけ、又吸い取りも上々でいうことなしです。


そして次は、無農薬の清見オレンジが届いたので、早速マーマレード作りをしました。

出来上がったのは、500g入りの瓶に20本。とてもたくさんの量ですが、あちこちの知り合いに配ると丁度1年分が残る計算です。

オレンジマーマーレードは他のジャムなどに比べると大変手間がかかりますが、煮ているオレンジから放たれる香りで疲れも忘れます。

出来上がったマーマレードを味見してみると・・・・もう言うことなし。絶品の仕上がりです。



春を迎えいよいよリンゴのシーズンも終わりです。その最後の味を楽しもうと、この出来がったばかりのマーマレードも使い、リンゴとパンのプディングを作ってみました。

このプディングは、オーブンから出したばかりの熱々のものをいただくのがおいしいですよ。また、パンも結構の量を使いますのでブランチ等にいただくのがお勧めです。

去りゆく季節の果物と迎えたばかりの季節の果物。まだ少し寒さの残る春の日差しの中で二つのフルーツのコラボレーションを味わってごらんになりませんか?



リンゴとパンのプディング



りんご リンゴとパンのプディング みかん

材料   約3人分
薄切り食パン     5枚  三角になるように、4つに切り分ける
リンゴ        1ヶ  7mm厚の櫛形きり
無塩バター      20g

牛乳         500ml
卵          4ヶ
砂糖         70g
オレンジマーマレード 大さじ3
バニラエッセンス   少々

干しブドウ      適量  さっと熱湯にくぐらせ、湯切りしておく

作り方
1)耐熱性の容器の内側にバター(分量外)を薄く塗ります。
2)三角形の食パンのとがったところが上に来るようにして、たてるように容器に並べます。
3)フライパンにバターを入れ溶かし、櫛形に切ったリンゴを入れ焦がさないようにソティーします。
4)リンゴにバターがしみ込んだら火を止め、1)の容器に並べたパンの間に挟み込むようにリンゴを並べます。
5)牛乳からバニラエッセンスまでの材料をボールに入れ、泡立てないようによく攪拌し、4)の容器に卵液を回しかけます。この時、パンに卵液が良くしみ込むようにパンの上の方からかけるようにします。もしパンが充分に卵液を吸っていない場合は、軽く押して卵液をしみ込ませます。上に湯通しした干しブドウを散らします。
6)オーブンバットの半分位の高さまで熱湯を注ぎ、その中に容器を入れます。160度に温めたオーブンで30~40分位卵液が固まるまで焼きます。

*リンゴのシャキシャキ感を残したい場合は、火をあまり通さないように軽くソティーします。
*甘めがお好きな方は、砂糖の分量を90gにして下さい。
*焼いている途中、バットのお湯が少なくなったら足して下さい。