釜飯風鶏の炊き込みご飯



我が家では、炊き込みご飯は、ちょっとおかずが乏しいときや野菜の数が少ないかな?というときに良く作るお料理です。

なぜなら、我が家の炊き込みご飯は、一般の炊き込みご飯と違い、野菜の量が半端じゃないほど入るからです。

こんな炊き込みご飯は我が家を離れていった子供達には懐かしく思われるらしく、中でも釜飯風鶏の炊き込みご飯は時々食べたくなるようです。

そんな訳で、子供からリクエストがありましたので今回ご紹介することにしました。


このご飯を作るときには、いつもいい加減な目分量で調味料を入れ、舌で味を確かめながら作っているのですが、今回はレシピがいい加減では困るので、ちゃんと計量しました。

しかし、何と失敗!!

ちゃんと注意深くやっていたはずなのに、お醤油が入りすぎ、いつもよりお醤油の色が濃くなってしまったのです。

いつも目と舌の感覚だけに頼っていても結構同じ味になるのに・・・・なんということでしょう!!

しかし、書きましたレシピではお醤油の分量を減らしてありますので、安心してそのままお使いくださいね。

さて、この炊き込みご飯は、ご飯を食べているのか具を食べているのかというほど。しっかりと具の味を楽しむため、ご飯に入る材料は全て同じ分量にします。

レシピに分量は一応書きましたが、目で見て同じような分量にならなかったら増減してくださいね。


そして、普通の炊き込みご飯と違うのは、ご飯の上にも具をのせること。これが、「釜飯風」なのです。


一見変わりがないようですが、釜飯の気分そのままに具をのせた炊き込みご飯はいかがでしょうか?



一緒にいただいたものは、


もみじ 白菜の胡麻酢和え
木の葉 カボチャの甘煮
もみじ 大根おろしでいただくネギ卵
木の葉 わかめと油揚げの味噌汁



木の葉 釜飯風鶏の炊き込みご飯 もみじ   

材料    2~3人分
米         1.5合   研いでざるにあげておく

鶏手羽元      4~6本  骨をはずし、一本を2つに切る
糸こんにゃく    70g   ゆがいてアクを取り、1cm長さに切る
ゴボウ       20cm  笹がきにして水に放ちアクを抜く
干し椎茸      3枚    水で戻して薄切り
人参        1本    半分は千切り、残りの半分は7mm位の厚さの輪切りにし、花の抜き型などで抜く
顆粒昆布だし    小さじ1
醤油        大さじ2
日本酒       大さじ2
干し椎茸の戻し汁  50cc・・もし戻し汁の分量が少ない場合には水を加えます

作り方
1)小さめの鍋に干し椎茸の戻し汁、顆粒昆布だし、醤油と日本酒を入れ火にかけます。
2)沸騰したら、切った鶏肉を入れ、表面が白っぽくなる程度にさっと煮て取り出します。
3)残った煮汁の中に、切った糸コンニャク、笹がきゴボウ、薄切り椎茸、千切り人参と型抜きした人参を入れ、蓋をして3分ほど煮てからボールとざるを重ねた上に取ります。
4)電気釜に水切りした米を入れ、ボールに受けた野菜の煮汁を入れ、更に1.5合分のラインに合わせ水を加えます。
5)最後にざるに取った野菜とさっと煮た鶏肉を上にのせます。
6)蓋を閉め15分くらいそのまま味をなじませたら、普通に炊飯します。
7)炊きあがったら5分くらい蒸らし、炊きあがったご飯の上にある鶏肉と型抜きをした人参を取り出します。全体を混ぜ合わせて盛り付け、上に鶏肉と人参をのせます。