毎年ジャム用のイチゴを捜すのに四苦八苦しているのですが、今年は、新潟の知り合いの方がイチゴを出荷されているという話を聞き、4月に久しぶりに連絡を取ってみました。

お米を始めいろんな作物を作っておられることは知っていましたが、イチゴを手がけておられることとはつゆ知らず・・・まさしく灯台下暗しでした。

以前は兼業農家でいらしたのですが、今は農業一本。家族ぐるみでイチゴ栽培を始め、お米、数々の農作物も手がけておられ、そのイチゴも賞をいただいたというお話。

今日本は農業離れが進む中、こんな風に情熱をかけて頑張っておられる方がいらっしゃることに、お話を伺いながら感心し、そして大変嬉しく思いました。

「ジャム用のイチゴは6月頃から出荷しますよ」ということだったので、首を長くして待っていましたが、先週の日曜日についに届くことに。

届いてみると、すごく大きな粒の上に粒揃い、これがジャム用なのかしら?と疑いたくなるほど見事なイチゴです。

「越後姫」という何ともかわいらしい名前の付いたイチゴは、今の甘いばかりのイチゴとはちょっと違い、程よい酸味があります。


ケーキにしたらおいしいだろうと思いながらも、今回も全部ジャムにしてしまいました。いつもはつぶつぶさを少し残したプリザーブドタイプのジャムにしているのですが、今回のイチゴはとても大粒だったので、最初からある程度つぶして火が通りやすくして始めました。

そして出来上がったジャムは、深紅色の素晴らしい仕上がりに・・・まさしく自然からの贈り物です。毎年作っていても、この出来上がったジャムを目の前にすると、何ともいえない喜びが沸き上がってきます。

これで又一年、イチゴジャムを堪能することが出来ます。よかった!!

もし、これからジャム作りをしたいなと思われる方、今月いっぱいはとれるそうですから、ご一報いただけましたらご紹介しますよ。


もう台風の影響が出ているせいでしょうか?暑いような、しかしどこか冷えるようなといういやな陽気が続いています。

そして、お店や電車の中は冷房が効き、体調を崩す方も多いように思います。

こんな時には、身体の中を暖める食べ物を摂っておくのが無難なのですが、でもやっぱり口はさっぱりしたものが欲しくなりがちです。

そんな一日、我が家ではシチューや炒め物で身体を温めながら、味付けでさっぱりというメニューにしてみました。

シチューは、ベーコン、玉ネギ、人参、セロリ、ブロッコリーとシメジを入れて。サラダは、トマトにみじん切りのパセリをちらし塩と胡椒をふり、赤ワインビネガー少々を振りかけたもの。そして、イカとズッキーニ、なすのレモンソティーです。

このソティーは、オリーブオイルで炒めた野菜にレモン汁を加えるといういたってシンプルなものですが、その酸味に何となく食が進みます。

今回はこのソティーのご紹介です。時間もかからないので、出来るだけキッチンに立つ時間を短くしたくなる暑い季節にお勧めの一品です。


イカと野菜のソティー

材料
冷凍ロールイカ    大1枚   半分に切り、更に一枚を5等分ずつに切る
レモン汁       1ヶ分
醤油         小さじ1/2
ズッキーニ      大1本   4cmに切り、更に縦に8~10等分に切る
ナス         1ヶ    横半分に切り、更に縦に8~10等分に切る
塩          少々
薄切りニンニク    5~6枚
オリーブオイル    大さじ1
バター        小さじ1
乾燥唐辛子      適量・・・・お好みです

作り方
1)切ったナスはボールに入れ塩少々を、切ったロールイカもボールに入れレモン汁をそれぞれまぶしておきます。
2)ナスのアクが出てしんなりしたら、手で水を絞り軽く水洗いし、再度水分を手で絞ります。
3)温めたフライパンにオリーブオイルとバターを入れ溶かし、薄切りニンニクとお好みで乾燥唐辛子を加えます。
4)ニンニクの香りが立ったら、水分を絞ったナスを入れ軽く炒めます。
5)次にズッキーニを加え炒めます。
6)イカをレモン汁と一緒に加え、醤油も入れ炒めます。味が足りないようなら塩少々を足し、水分が無くなったら出来上がりです。

*イカは火を通しすぎると堅くなるので、汁気を早く蒸発させるために、火加減は最後まで強火で炒めます。




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