我が家で起きた皮膚病は未だかつてなかった程大変な症状だったので、かなり長い期間規制をかけた食事をしていました。これくらいなら・・・と、うかつに食べたりすると皮膚病の当人にはすぐに反応が出て、今回程その様子が良く判ることもなかったくらいでした。
そして、他の家族もこの食事のお陰で色んな変化が現れてきていたので、興味半分ひきつづきお豆腐とお豆、これは生のお豆を茹でたり蒸したりしたものではなく、一旦乾燥したものを戻して調理したものを使った豆料理を主体にして今もその様子を見続けています。
ブ
ログにあげたお料理はその中のほんの一部でしかありません。実際には、朝は、いつももやしを主体にした野菜炒めと野菜スープを半々くらいの割合で頂いてい
たのですが、涼しくなってからは毎朝、今もお豆入り野菜スープにしています。そして、夕飯にはお豆腐を主体にする日が週の半分はしめ、副菜にもお豆を使った
ものを多く取り入れています。という風に、毎日かなりの量のお豆類を消費している訳です。
漢方でも、黒豆と小豆は体の毒や水分を排すといい、実際お薬として使われています。
今回の我が家の病人も、一時は皮膚がただれたり、又手足がひどくむくんでいたりしていたので、この二つのお豆はほとんど毎日食べていました。しかし残念ながら、漢方薬の効き目の方が如実だったので、果たしてどの程度の効果があったのかは良く判りませんでした。
しかし、同じ食事をしている家族は、特に小豆の効用を感じずにいられませんでした。
黒豆より小豆を多く摂り始めてからは、まずは、足のむくみをあまり感じなくなりました。始めのうちはトイレに行く回数も1、2回多くなったことを思えば余計な水分が排されたのでしょう。そのため代謝もよくなったようで、体が温まるようになり、特に手と足の先が今までになく温かく感じられます。これは、高カロリーなものを食べたときのように急に体が温かくなるのではなく、穏やかに温かくなり、それが持続します。そして、小豆の成分と共に皮のせいもあると思うのですが、便通がよくなったことです。
他には、これはお豆腐や豆乳のせいもあると思いますが、肌が柔らかくなり目が疲れにくくなりました。
寒さに向かい、はたしてこの効果がどの程度持続するのかは判らないので、もう少し続けてみようと思っています。また、結果もブログにのせたいと思います。
お豆の効果があるのは確かですが、その人その人により利き方もかなり違うと思います。でも、むくみや便秘でお悩みの方、小豆をお料理に取り入れて試してみてはいかがでしょうか?
ただし、甘いお豆はカロリーが高くなりすぎますので、あくまでも野菜の一つと考えお料理に使ってくださいね。
今回は、参考までに我が家で毎日食べている小豆入り野菜スープの中から小豆入りチャウダーと称して、牛乳の変わりに豆乳を使った野菜たっぷりスープのレシピをご紹介します。みそ汁同様、野菜と水を入れて煮るだけのとっても簡単な作り方です。
お野菜だけのものに比べ小豆を入れると色が悪くなりますが、味は野菜の甘みが増しとてもおいしいです。また、入れる野菜は何でもよく、コンソメベースにしたり、甘くないトマトジュースや牛乳を入れたり、またハーブを追加すると違った味が楽しめます。


材料 4人分
玉ねぎ 1ヶ みじん切り
人参 小1/2 みじん切り
セロリ 10cm みじん切り
白菜 2枚 縦半分に切り、千切り
小豆水煮 大さじ8~10 *煮汁も合わせての分量です
顆粒コンソメ 小さじ3
ベイリーフ 1枚
豆乳 1カップ
塩、胡椒 少々
作り方
1)玉ネギからベイリーフまでの材料を全て鍋に入れ、約400cc位の水を加え火にかけ、あくを取りながら野菜が柔らかくなるまで煮ます。
2)豆乳を加え、塩、胡椒で好みの塩加減に調節してかき混ぜながら軽く沸騰させ、火を止めます。