漢方薬を取っ替え引っ替えし、主人の皮膚病は、少々よくなり始めた感じがするものの、これといった決め手になるお薬には到達していないため完治には至っていません。

今、病院や多くの薬局で出される漢方薬は中国漢方が主流で、出されるお薬も個別にパックされたエキス剤等が多いのですが、主人の使う漢方は、日本で独自に発達した漢方処方をもとに、生薬(しょうやく)といわれる主に植物の色々な部位を乾燥させた物を組み合わせ、それを煎じたものをほとんどの場合使っています。

漢方薬は長く服用しないと効かないとよく言われますが、主人の使うこの処方は、ぴったりと処方が合えば、病気によっては一服でよくなる事もある程の効き目があります。しかし、厄介な病気の場合にはその処方を探り当てるまでに時間がかかることも・・・

今回の主人の皮膚病はかなり難解で、その為処方を未だしぼりきれずにいます。ちょっと考えすぎるのでしょうか?実際、病気の時に、冷静に自分自身の容態を見極めるのは本当に大変なことですけどね。

主人に言わせると、「身を以て薬を試している」のだそうです。確かに、一種類の生薬が入ったか入らないかで違ってくるような微妙なさじ加減は自分自身で試してみるのが一番判りやすく、手っ取り早いかもしれません。でも、早く治ってほしいな~

薬剤師ではない私に出来ることは、そっと経過を見守り、漢方薬を煎じたり食事の用意をすることぐらいです。

さ~私も頑張らなくっちゃ!!

今日のメニューは、豆乳料理第2弾としてドリアを作ってみました。

ホワイトソースの部分を豆乳で作りますが、水分を飛ばすために煮詰めるとどうしても豆乳臭さが強くでます。その臭いを消す為にコーンをすりつぶして混ぜてみました。チキンコンソメ以外には動物性の物は使っていませんが、お野菜をたくさん入れて炊き込んだご飯のお陰で味に不足は感じません。お肉や乳製品が苦手という方にはおすすめです。

ドリアには、トマトとキュウリ、そして大葉を混ぜてフレンチドレッシングで和えたサラダを添えていただきました。


ドリア 豆乳コーンドリア  

材料    2~3人前
米         1合半  洗ってざるにあげておく
玉ねぎ       中1ヶ   みじん切り
人参        3cm位  みじん切り
ピーマン      小1ヶ  1cm角切り
シメジ       1/2袋  根元を切ってバラバラにしておく
ベイリーフ     1枚
オリーブオイル   大さじ1
顆粒チキンコンソメ 小さじ1と1/2
塩         少々

無調製豆乳     約500cc
缶詰コーン(無塩)  100g     ミキサーかすり鉢で細かくすりつぶしておく
塩         少々
マーガリン     小さじ1

作り方
1)温めたフライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎを入れ炒めます。途中胡椒もふり入れます。
2)玉ねぎの色が少し変わったら、人参と洗ってざるにあげておいたお米を入れ、さらによく炒めます。
3)炒めたお米類を炊飯器に入れ、目盛りの1合半に合わせ水を加え、顆粒チキンコンソメと塩も入れかき混ぜます。上を平らにならし、ベイリーフ、ピーマンとシメジも入れ普通に炊きます。
4)ご飯を炊いている間に、豆乳を大き目の鍋に入れて中火にかけ、おしゃもじ等で静かにかき混ぜながら水分を飛ばします。焦げ付きやすいので十分気をつけながら、とろみが付くまで煮詰めます。
5)とろみが付いたらすりつぶしたコーンを加え、さらに固めにとろみが付くまで煮詰めます。最後に塩とマーガリンを加え好みの塩加減に仕上げ、火から下ろします。
6)オーブンに入れられる耐熱性のお皿の内側に薄くマーガリン(分量外)を塗ります。その中に炊きあがったピラフを入れ平らにならし、上から煮詰めた豆乳をかけます。
7)グリルに入れ、表面に少し焼き色が付くまで焼きます。