この冬は例年より寒さが厳しく感じられ、我が家では鍋物などの出番がなんと多かったことでしょうか。そして、もう立春を迎えるとはいうものの、まだ夜の寒さはあまり和らいだようには感じられません。やはりまだしばらくは身体を芯から温めてくれるお料理が続きそうです。

そこで今回は、お肉ではなく桜海老を小さくしたような乾燥小海老を使い、水餃子を作ってみました。お肉の油分が無いのであっさりとしたとても優しい味の餃子になります。また、お豆腐を使いますが、これは味というよりむしろつなぎのために入れていますのでそんなに量は入れません。しかし、お豆腐は材料をつなぐだけではなく、全ての材料の味を吸い込み、味のつなぎの役目もしてくれますので入れることをお奨めします。

餃子のたれは、焼き餃子同様、お醤油と酢それにラー油でいただきます。

テーブルに土鍋をしつらえ、温めながら食べても、また、お湯からすくい取ってお皿に入れていただいてもどちらでもお好みで換えてください。

餃子だけでなく、お鍋のようにいろんな具材を一緒に入れてもおいしいです。

この餃子と、豚肉、セロリ、人参、長ネギとザーサイを入れた炒め物を一緒にいただきました。



エビ 乾燥小海老と野菜の水餃子 餃子

材料
水餃子の皮     24枚
木綿豆腐      小1/4丁  よく水切りする
白菜        200g      みじん切り
乾燥小海老     15g
ニラ        4株    みじん切り
セロリの葉     25g   みじん切り
長ネギ       10cm   みじん切り
顆粒鶏ガラスープ  小さじ2
片栗粉       小さじ2
ごま油       小さじ2

作り方
1)みじん切りした白菜をボールに入れ、小さじ1の塩を加え全体にまぶしそのまま置いておきます。
2)別の大きめのボールに、水切りした木綿豆腐を手で崩して入れます。さらに、乾燥小海老から片栗粉までの材料と、1)の白菜の水をよくしぼって加え、全体を手でよく混ぜます。最後にごま油を加えもう一度全体をなじませます。
3)混ぜた具を24等分して餃子の皮に包みます。包み方は餃子の袋に書いてあるもの等を参考にしてください。
4)鍋で沸騰させたお湯で5分くらい、一端沈んだ餃子が再び浮かび、皮が透明になったら出来上がりです。