よく健康食品やダイエット食品のテレビ番組などの特集で注目されるうたい文句は

XX は体にいいので XX を沢山食べましょう」
XX は体に悪いので XX は食べてはいけません」 などなど。

でも、基本的に体に悪い食材という物はありません。「薬も毒も使い方しだい」と言われるように、食べ物も同じです。血圧をあげると言われている塩分、血糖値を上げる糖類、肥満の原因と言われる脂肪分。どれも間違ってはいませんが、人の健康にも必要な栄養分です。ですが何にでも適量という物があります。

例えば風邪の予防と言われているビタミン
Cをサプリメントでとった場合、体内のビタミンCだけが急上し、他のビタミンを一時期吸収しなくなったり、ビタミンCが多いとされるみかん類を冷え性の方が大量に食べた場合、消化不良やおなかを下すなど、体調を崩す事も。又、目の疲れによいと言われているアントシアニンを多く含むブルーベリーを食べ過ぎた場合にも便秘になる事もあります。なので、何に対しても食べ過ぎもとらなさ過ぎも注意です。 

た、よく思われる勘違いは野菜=サラダ。確かにサラダを食べる事によって栄養を取る事も可能です。ですが、生野菜のサラダの場合、野菜に含まれる水分が高いのと、植物繊維などで冷えや消化不良が起きやすいです。なお、高い植物繊維という事は消化しにくいという事なので、栄養分が吸収されにくいという事でもあります。又、水分が抜ける前の生野菜はボリュームが多いので、沢山とっている気分になる事もしばしば。でも、調理した方がいいと言って、野菜をゆですぎたりしても栄養分が全部抜けてしまったりする事も・・・そこが料理の難しい所ですね。でもシンプル・イズ・ベスト、とにかく適度にいろいろ食べるのが一番です。

調理については、体に良いと言って、毎日長時間を費やしている訳ではありません。我が家の献立は、どんな家庭でも気軽に作れる物ばかりです。各自仕事をしているので調理時間の目安は1時間ほど。やはり全材料を自然食品などで作るのが最良ですが、時間や費用の都合で缶詰
や出来合いの調味料を使う事もしばしば。日本の場合、自然食品は簡単に手に入りにくい、又は高価な物が多いので食事に気をつけていながらも、食材が限られて、献立が片寄る事もあります。そのために身近に手に入る材料で調理しています。


我が家の献立はだいたい中心となるお肉、又はお魚料理が一品、それに合わせて野菜をメインとしたお料理を2-3品、そしてご飯、パスタかパンです。我が家の男性群はご飯好きなので、洋食でもご飯が出る事も多いです。

さてはて我が家の今夜のご飯は

鶏肉のパン粉焼き
マカロニのサラダ
野菜たっぷりのトマトスープ
ご飯

鶏肉のパン粉焼き

鶏肉のパン粉焼きは調理法にバターやオリーブオイルを使うので、鳥の胸肉を使用します。又、白身や青身のお魚にも最適です。一人分の目安は小さい胸1枚づつほどです。

皮付きの鶏肉お好みで大きめに切るか大きいままでつかいます。パン粉はパルメザンチーズ、乾燥又は生の刻みパセリ、刻みニンニクを少々まぜます。オリーブオイルを軽く塗ったオーブン加熱可能なお皿に塩、胡椒で味を付けた鶏肉を並べ、混ぜたパン粉を上にのせます。パン粉の上に、バターの小さな欠片(爪の半分くらいの大きさ)のスライスをごく少量香り付けにのせ、香ばしくするためにオリーブオイル少量振りかけます。後は2
00度のオーブで色がつくまで焼くだけです。

サラダにはゆでたマカロニ以外に刻みピーマン(又はお好みのパプリカ)、セロリ、ピクルス、緑のオリーブ、赤タマネギ又は辛みを抜いたタマネギ、3種豆(ミックスビーンズ)の缶詰。味付けには乾燥ペパーミントを味が解らないほどごく少量と乾燥バジル、塩、胡椒、オリーブオイルを少々と酸味が角立たない米酢又はリンゴ酢です。我が家では一回に食べるサラダや野菜料理はお肉と同じ量か、その2倍あたりです。

今日のトマトスープはジャガイモ、タマネギ、人参
,ピーマン、セロリ、トマトピューレ(又は生トマトや缶詰)をコンソメスープとロリエで煮るだけ。このスープは我が家の定番ですが、冷蔵庫にある材料を何でも使うので、毎回入る物が違います。ピーマンとセロリを少なめにすれば、味も強く出ませんので、野菜嫌いの方にお出ししても、あらら不思議、「美味しい!」と言って気づかないで完食する方がほとんどです。

パン粉焼きもチーズとニンニクも少なめに入れれば、またまた普段苦手な方でもおかわりをするほどです。
  


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