先日の記事で、

「最近、カメラやレーダーでクルマや人との衝突を事前検知し、ブレーキをかけて事故を回避する技術が出てきており(中略)今後、十年前後、わが家族の安全のために、これが付いているヤツが良いんじゃないだろうか」

と書いたことをすっかり忘れていたことに気付きました。

この数週間、国産メーカめぐりをしましたが、どうも国産メーカはこの種の安全機構にはあまり熱心ではないようです。この種の安全機構が付いているものは、ほとんどない、あるいは付いていても車種や機能が限られてしまう、という状況のようなのです。


ということで現時点、国内外問わず、この種の安全装備を謳っているメーカを改めてまとめてみました。
国内外と言いましたが、一応平凡サラリーマンが買えそうな一般車種しか対象にしていませんので、超高級車あるいは超高級メーカは未調査ですのであしからず。

1.スバル

国産では実は現時点はスバルのみ。一時期話題になった「アイサイト」という名前で、ステレオカメラをフロントガラスに装備し、カメラの画像を処理して下記のような機能を実現しています。

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(1)危ない時に自動でブレーキをかけて停まる機能。
  ・クルマ、人、自転車に対応。
  ・時速30km以内で衝突回避
(2)アダプティブオートクルーズ。
  ・高速などで、アクセルを調節しなくても前の車に追従して速度を自動調整する。
(3)AT車誤発信抑制機能。
(4)ハンドルがふらついたりしたら居眠りをお知らせしてくれる機能。

2.ボルボ

ボルボは、先日も動画を紹介したとおり、一番この機能に力が入っています。すごいです。何でも世界から交通事故をゼロにすることが夢なのだとか。

スバルがカメラ2台なのに対し、ボルボはフロントガラスにカメラ(たぶん1台)とミリ波レーダー、さらにこのミリ波レーダーをクルマの周りにぐるりと取り付け、上で挙げたうち(1)、(2)、(4)の機能を装備しています。(1)は一度に10人までの人と自転車を認識し、なんと時速50kmまでの衝突回避をうたっており、カタログ上はスバルより高性能です。
また、(4)の機能はスバルはお知らせのみですが、ボルボと後述のフォルクスワーゲンは、警告と同時に、ハンドルに力を加えて自動修正してくれるとのこと。

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さらにバックミラーに映らないビミョウな死角に入っている物体があればランプが点灯して注意を促す機能(下図)、前向き駐車状態からバックで出庫する時に、横からクルマが来たら警告でお知らせする機能、など、とにかくてんこ盛り。走るセンサーロボという感じです。

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3.フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンも欧州車らしく、一通りの装備は付いています。
上記で言うと(1)、(2)、(4)が装備されます。
但し、基本はミリ波レーダーのみで、カメラは付くものの(4)の機能に使用しているらしい。ので、人間については検知・動作しないようです。

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ということで、人間との衝突までカバーしてくれるものを、と思うと、スバルかボルボがよさそうです。


・・・「あたらしもの好き」とか「欧米カブレ」とか思われるかもしれません。
しかしながら私自身、今までの運転人生で、少なくとも2回、忘れられない事故があります。(細かい自損とかも入れたらもうちょっと・・・(笑)。)
そうした事故で自分が傷つくのももちろんイヤですが、自分の家族やさらには何の関係もない他人を傷つけるのは、イヤなのです。

それに今のクルマは、新車で乗り始めて以後、もう十数年乗っています。
さらに今から10年乗ると思ったら、50歳はもう射程範囲。その頃には動体視力も反射神経も鈍ってくることと思います。
だから、まだアタマが新しいものについていける範囲で、こういう機能は活用したら良いんじゃないか、と思うのです。


・・・後半若干感傷的になってしまいましたが、そういう経緯もあり、先日スバルを冷やかしてきましたので、その報告は後日書きたいと思います。

スバルを冷やかしたその日に、偶然にも妻に「スバルと外車はダメだから」といわれてしまい、まさに「ぐぅの音も出ない状態」ではあるのですが、とりあえず、今のスバルは10年前のスバルではありませんでした。です。


続く。