個人的に盛り上がっている図書館戦争シリーズ。
先月本編の最終巻である4巻めが文庫化されて、今月は別冊(1)が文庫化です。月イチで発刊を待って買うというのもささやかなイベントチックで良いではないかと思い、別冊の中身は半ば知りながら買い続けています。

筆者もそういうのが苦手な人は読まないでくださいと再三触れているように、これは既にただのラブコメです。

が、図書館戦争シリーズを4冊読めた人は、読めると思います。

ただし、全般的に恋に恋する乙女の妄想爆発的な感じで、部分的に若干えっちいところもあるので、お子様は読まないほうがよろしいかと。

ご本人はあとがきにいろいろと書かれていますが、筆者はたぶん本編を執筆中このへん書きたかったんだろうなあ、と思わせる記述が本文中いくつもあります。筆者はご自身のことを「登場人物を好き勝手に走らせるライブ系」と称しています。もしそうであれば、この「別冊…」は、登場人物たちが書かせた、あるいは、筆者が登場人物のために(ご褒美として)書いてあげたい気分にさせられた、ということかと思います。

別冊だからということで本編以上の大きな事件は起きません。
が、いつものアクションがないわけではなく、本編と同様良化委員会との小競り合いなんかもあり、「表現の自由」や「差別」について考えさせられるちょっとした事件も起こります。
個人的には、4冊目ラストですっ飛ばされた「武装解除」につながっていく過程が、最初の発端みたいなものでも良いから、見たかったな、と思います。別冊だからしょうがないか。


追伸
時節柄、子供が読書感想文で悩んでいます。
あの頃忌み嫌ってこんなもの宿題じゃなかったら書くもんかと心に誓った「読書感想文」を、こうやって大人になってから好き好んで書いている自分に気付くのも、なんとも不思議なものです。

がんばれ日本の子供たち。