こんにちは! LaB craftworks 代表 吉田です。
今日は改めてLaBについて書いてみようと思います。
でもその前に僕や、僕の会社の自己紹介からいきますね!
吉田 尚弘(ヨシダ ナオヒロ) 1973 7 14 生れです。
㈲フォーノーレッジ(Foreknowledge co.,ltd) という会社の取締役をしています。
LaB craftworksというお店は、この会社で運営しています。
㈲フォーノーレッジは、現在アパレル業界のOEMを中心にやっている会社です。
取り扱う商材は多岐にわたりますが、レザー ファー ジュエリーなどが中心です。
OEMという仕事は、メーカーさんから依頼を受けて、自分の工場背景を使ってメーカーさんの希望の商品を作っていくお仕事です。
要するに下請けですね。
それをかれこれ10年ほどやっています。
メーカーさん(デザイナーさん)は、もちろん一生懸命自分のブランドやお客さんの事を考えて商品を企画していらっしゃるので、そこに何か不満があるわけではないのですが、様々な商材を形にしていき、たくさんの工場さん達と仕事をしていく中で、【メーカー>工場】 の図式に若干の疑問が生まれてきたわけです。
商売的には、依頼者と請負者ですから、もちろん依頼を出してるメーカーさんが偉いし、メーカーさんのイメージ通りに仕上げるのが我々の仕事なのですが、実際に商品を作り出している工場さんにも商品ひとつひとつに色々な思い入れがあるんですよね・・・
メーカーさんの依頼通りの指示内容だけをキッチリやる工場さんもありますが、アレンジを加える工場さんもあるわけです。(本来は指示通りの内容をキッチリやるだけでいいんですけど・・・笑)
理由は様々です。
① 一番多いケースは、指示が足りないという事。
デザインや企画の段階では、形になっていないので当然といえば当然なのですが、メーカーさんも不慣れなアイテムの場合はこれがよくあります。
最終的に、この指示内容だと形にならないんですけど!なんて事も結構あります。
僕が取り扱う商材に関しては、ほぼ普通のアパレル商材ではないので、このパターンが多いです。
ですから、仕様変更をその都度報告しますが、メーカーさんも面倒くさくなるのか、途中からお任せコースになったりします。
まぁ、①のパターンは、どの業界でも多そうですよね!
② こっそり良くしようとして・・・
本来あってはならない事ですが、僕は結構これが好きです。 笑
「パターンのままだと強度が不安だから、補強しといたよ!」
とか、
「指示にはないけど、裏地吹き出しちゃうから見えないところで中縫いしといたよ!」
とか・・・
メーカーさんには言わないけど、僕にはこっそり教えてくれます。
その時のしたり顔(ドヤ顔?)の笑顔が僕は大好きです。
工場さんは工場さんで、一生懸命その商品に愛情を注いでいるんですよね。
しかし、商売的には、 メーカー>工場 なわけです。
自分が着ている服のブランドやメーカーさんの名前は知っていても、どこの工場で、どんな人達が縫っているのかを知ってるエンドユーザーは極めて少ないでしょう。
野菜は最近、生産農家の方の写真がついてたりしますけどね~
・・・ファッションですから、デザインやトレンドやブランド力というものはとっても大事です。
でも逆に、そうゆうベールで大事なことをぼやかすから、トレンド離れ、洋服離れ、恰好つけるのがダサい! なんて風潮になるんじゃないですかね?
僕は、少しでも生産者の「思い」や「優しさ」を感じて欲しくて、LaB に、craftworks という文字を追加しました。
それがこのお店の全てです。
お店の表現としては、まだまだまだまだ・・・∞ 足りてませんが、皆さんがもっともっと自分の身につけているものを愛せるようなお店作りをしていきたいと思ってます。
どうか、末永くお付き合い下さいね!
LaB craftworks
http://store.shopping.yahoo.co.jp/labcraftworks/