好きだの嫌いだのといった単純思考では判断を誤ります。
そんな中、私たちはいかに「本質」を見極めるかが重要になってきます。
で、今話題になっている東京都議会のヤジ問題です。
ある女性議員の発言中に、下品なヤジを飛ばした議員がいたという。
この騒動の「本質」は、「セクハラやじ」そのものです。
身内の忘年会なら許されても、公共の場(東京都議会)での「ヤジ・暴言」がダメなことくらい小学生でも分かります。
しかもその内容が「女性差別」であり、加えて五輪予定の東京ということで、大々的に海外で取り上げられてしまいました。
BBCニュースより~
「日本の議員は、性差別的な発言を認めている」
http://www.bbc.com/news/world-asia-27971062
日本は、先進国のなかで、女性の社会進出の割合が最も低い国の一つです。
~引用終わり
鈴木章浩議員は、もっと早く名乗りを上げるべきでした。
日本がアブナイブログより~
http://mewrun7.exblog.jp/22137502/
メディアによる19~20日の取材時には、
-あなたがヤジをとばしたのではないか?
鈴木:それはない。寝耳に水でびっくりしている
-周囲からヤジは聞こえたのか?
鈴木:よく分からないが、品のないヤジは良くない。
-未婚女性に対してあの言葉は?
鈴木:ありえないと思います
-議員辞職に匹敵する?
鈴木:そうでしょうね。
このようにすっトボけていたようです。さらに日刊ゲンダイの取材に対しては、
「誰が私だって言ってるんだ!」「ヤジは皆、言っているよ」と大荒れだったという。
実は鈴木議員は典型的な右翼政治家で、例の尖閣上陸メンバーの一人です。
今日(23日)になってようやく、謝罪会見を開きました。
星月夜☆さまブログより~
お詫び会見と詫びないほんとに怖い発言
今までの強弁やしらばっくれは何だったのか?
自民党本部からの圧力にびびったのか・・・情けない男です。
もっと早くに名乗り出ていれば良かったのにね(反面教師にはなりますが)
昨日書いたとおり、在特会やネトウヨたちの「暴言」「ヤジ」の根っこは一緒なのです。
「差別主義、排他主義」、「無責任、すっとぼけ」
「国家主義」(国のやることは正しい)、そして「利権」(最後は金目)
これが、戦後日本の抱える「負の側面」であり、現在進行形の「恥」なのです。
ところが驚いたことに、ヤジを飛ばされた女性議員に対するバッシングがありました。
塩村都議は潔く辞職せよ!
相変わらずユニークな方です。
問題の「本質」を、「人格攻撃」で摩り替えようとしています。
田母神氏と一緒に、高レベル放射能汚染水で好きなだけコーヒーを飲んでくださいw
慰安婦問題もそうですが、ネトウヨたちの主張は「周回遅れ」です。
すでに、世界中の人々が「女性の人権」を重視している時代です。
にもかかわらず、「どこの国でもあった」「ただの売春婦じゃないか」「日本だけが責められるのはおかしい」などと言う。もはやそのような主張が理解されるわけがないでしょう。
放射線被曝の危険性がすでに世界的に認知されているのに、「放射線は安全だ」などと言う。
いかに軍事費を削減するかが主流なのに、「武力こそ全て」だと言う。
子供のケンカの理屈でしか安全保障を考えられないとは・・・
1周どころか、20周くらい遅れていると思います (´・ω・`);;
彼らの言動を見ていると、彼らの忌み嫌う中韓の一部の活動家と考え方が似たり寄ったりに感じるのは私だけでしょうか。
おまけ
半世紀少年様ブログさま
議員先生方の数え歌を語る
(^∇^)アハハハハ!
プロの漫画家さんは笑いのセンスが抜群ですね!
もうひとつおまけ