JR西日本・宝塚線脱線事故から9年 | 日本の未来を考える

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ここ最近、あちこちで三橋某の広告がウザイと思っていたら、ヒークンさまも同じだったようで。。。(・∀・;)


これ↓


三橋某


竹田恒泰氏とともに、「嫌韓商売」の代表格です。


参照:嫌韓商売その2


韓国と言えば、悲惨な旅客船事故で、国民全体が苦しんでいると思われるこの時期に、あえて大々的に宣伝する。

確かに”ビジネスチャンス!”なのかもしれません。しかし・・・


「商売目的」であったとしても、日本人としてどうなんでしょ?


例えば、もし東北震災の直後に、韓国人が、


「日本沈没~その理由とは?」 などと


大々的に宣伝したら、一体どんな気持ちになりますか?


少なくとも人間性を疑われかねないと思うのですが (´・ω・`)


やっていいことと悪いことがあるでしょう。

産経新聞なども、韓国メディアの報道を取り上げ、

「韓国は三流国」だとはしゃぎ、

ウヨクも、「日本では起こりえない」などと言う。


ちょっと待て。


「JR宝塚線脱線事故」を忘れたわけじゃないだろうな?


9年前の4月25日に起きたJR線の脱線事故。


テレビでご覧になった方は覚えているでしょうが、

堅いはずの電車の車体がぺしゃんこになっていました。


ありえない・・・画面の前で呆然としました。


JR宝塚線事故

死者107名、重傷者多数。

今でも、事故の後遺症で悩む方が大勢いるそうです。


事故調査報告書では、「運転士のミス」と断定、

JR西日本の社長や元社長は「事故を予見できなかった」とされ、裁判でも無罪に。


日本の司法の限界とともに、効率至上主義や、

”誰も責任を取らない”無責任体制が大きな問題となりました。


韓国の旅客船事故を批判するなら、その前に、

自分の国の「無責任さ」を批判すべきではないのか?


福島原発事故はどうでしょう。

誰が責任を取り、有罪となりましたか?


責任を負うべき人間の一人は、首相になり、

しれっと「再稼動注意」を進めています。


原子力安全委員会に調査を丸投げし、

その判断に基づいて再稼動を決めると政府は言うが、

委員会側は、最終的には政府の判断だと言う。


つまり、”誰も責任を取らない”体制が維持されたまま。


確実なのは、もし二度目の”福島”が起こったとしても、

アベシンゾーは、絶対に責任を取らないこと。


オバマ来日報道でも分かるとおり、政権にすり寄り、提灯記事を書くしか能がない日本のメディアと比べれば、自国を「三流国」と批判する韓国メディアの方が、むしろ健全と言えるかもしれません。


韓国が「三流国」なら、

日本は「四流国」なのでしょうか?(´・ω・`)