『純愛』のツッコミは、えみりーさんにお任せします m(_ _;)m 「純と愛」愛の役立たず。
さっきBS再放送を観ましたが、やはり酷い。設定ブレブレ。
”連続モノ”として捉えている視聴者は、「???」のオンパレードになる。
最後のシーンだけ触れる。
那覇の市役所で離婚手続きを終えたマリヤは、失意の余り、赤子を抱えて道路に飛び出す。
トラックがすぐ目の前に迫る。場面が変わり、里やで、クルマのおもちゃが床に転がる。
映画やドラマでよく使われる暗示法。トラック事故の直接的な悲惨な描写を避けるためだ。
母から純に連絡が入る。「マリヤさんが・・」。
純が里やの扉を開け、悲壮な表情で駆け出す。画面が止まり、ここで終了。
視聴者は明日の病院の場面を想像する。
マリヤは死んだのか?なら、赤ちゃんも無事では済まないだろう。ああ、何ということだ!
里やの女将の言った「電話をすれば自殺を思いとどまる」は、ただの皮肉だった。
このドラマ、「自殺」ネタが本当に多い。
もしや、隠しテーマが「自殺」とかか?(・∀・;)
我が国では、年間自殺者が3万人を越える異常事態が十年以上続き、社会問題化しているというのに、
まさか公共放送が、
自殺を助長するような番組を作るとは、思いもよらなかった (´・ω・`);;
NHKオンライン「自殺と向き合う」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/mukiau/
同じ局が、このようなものを作っても白々しく感じてしまう (´・ω・`)
番組開始からの自殺者(未遂者、狂言自殺、台詞を含む)
・純(クリスマスの夜、泥酔して死に掛け)
・イトシ(川に身投げ)
・鉄矢(宮古島の海岸で入水)
・マリヤ(正と離婚後、道路でトラックにはねられる)
・天野巌(部屋で首吊り、電車に身投げ)
・比嘉愛子(正と別れるなら自殺すると言う)
・灰田(ホテルの部屋で睡眠薬を飲む)
・花婿の父親(会社が倒産し、自殺未遂)
・サトが観たドラマのヒロイン(離婚後自殺)
この他、「殺人、死」を連想させる台詞。
・鉄矢:(純に)「お前なんか生まれてこなければ良かった」
・イトシ:「他人を見るとぶっ殺したくなる」
・純母:(マリヤに)「お腹の子堕ろして」
・愛母:(純に)「(ストーカーに)殺されたのかと思った」
・純:「お父ちゃんが死んでも悲しいとは思わない」
・サト:(救急車を呼んだ老婆が死亡後に)「こんなことは日常茶飯事」
・幼少期の純:「兄が死んでくれたら、私がホテルの後を継げる」
また、純が自室で包丁を持って寝ている場面も、「リストカット自殺」を連想させるものだった。
これだけ必要もない自殺(死)シーンを並べれば、「放送倫理」違反なのは確実。
脚本家、演出家、山本CPは、全員キチガイなの?自殺ネタがそんなに面白いの?
「朝ドラをぶっ壊す」意図は、もう十分分かった。
しかし、法や社会倫理を犯すのは、「公共電波」である限り許されない。
自主制作、あるいは、Vシネマなど、個人の嗜好の範囲でとどめなければならない。
もはや”必然性のあるギリギリの表現”という言い訳は一切通用しない。
これは、「好き嫌い」というドラマ評価のレベルではない。
ダメなものはダメ!
あかんもんはあかん!
ならぬことはならぬものです!
NHK朝ドラ制作班よ!
自ら謳いあげた、「放送倫理」をいちから読み直せ!
制作責任者は、早急にパブリックコメントを出すべきだ。