
マチュピチュ遺跡の見学を夕刻には終え、再びバスで麓の村へ戻った。
この日は村に宿泊するので、後はホテルでゆっくりするだけ。
良く考えたら、今回の旅行において、ホテルでのんびり出来るのはこの日のみだ。
とは言っても、この時点では、復路の電車のチケット及びホテルの手配は済んでいない。
まず、駅へ向い、翌日の始発チケットをゲット。
往路は食事付きの車両「ビスタドーム号」だったけど、復路は一番お安い「バックパッカー号」(←俺にピッタリ?)を利用することになった。

そして次はホテル探し。
思いがけずこのホテル探しが難航した。
事前にネットで良さそうなホテルをピックアップしておいたのだが、どうやら地図を間違えていたらしく、あっちこっちをウロウロ。
無駄に時間と労力を費やしてしまった。
しばらくして間違いに気付き、警官と思われる女性にホテルの所在を聞いたところ、既にクローズしてるとのこと。
ガクー。
一気に疲労が加速…。
もうどこでも良いや!と、適当にホテルのドアを叩く。
しかし、駅近のホテルは既に満室で、少し離れた川沿い場所でホテルを見つけた。
ホテルにチェックイン後、極度の疲労と睡眠不足でベッドの上で爆死。
し、しかし、このまま寝てしまってはアカンと思い、力を振り絞ってベッドから起き上がる。
疲れた体を引きずりながら、まずは温泉へ。
そう、この村はその名「アグアスカリエンテス(熱い水)」のとおり温泉が湧くのである。
温泉は川の上流に位置し、川に沿って一本道を歩いていくだけ。
幸い泊まったホテルのすぐ近くだ(←これも考慮してホテルを選んだ)。
日も落ちており暗い夜道だったが、迷うこともなく到着した。
小さな小屋があり、入場チケットを購入。そこからもうしばらく歩くと温泉場にたどりつく。
手荷物預かり所もあったが、俺はそのまま持参し、更衣室で水着に着替え温泉へ。
大小さまざまなプールがあり、とりあえず一番大きな浴槽?へ入った。
湯加減はまあまあ(聞いていたほどぬるくはなかった)。
プールの底には砂を敷いてあり、足裏の感触も良い。
小さいプールではアベックがいちゃいちゃしていた。
ム~カ~つ~く~。
湯上りに体を洗うシャワー等はなし。
まあ外国だから仕方ないんだけど、なんだか不快だった。
その後、夕食をとるレストランを探す。
温泉上がりで体はポカポカ。
本当はこのままホテルで寝たいところだけど、朝から大したものを食べていないので、何か食べておかなければ!!
ただ、食欲はほとんどない。
アルマス広場から温泉へと続く坂道にはレストランが連なっており、どの店にしようか迷う。
ここらへんはなぜかイタリア料理の店が多いんだよね。
店の外で客引きをしているオバさんがいたので、メニューを見せてもらう。
軽いものはないかなあと見ていると、1人前サイズのピザを発見。
しかも、ピスコサワーをサービスで付けてくれる上に、料金も5ソル値引きしてくれるとのこと…。
よっぽど経営が苦しいのだろうか??と多少不安に思いながら店内へ。
店内では息子と思われる若者が一人でサーブ。
この若者が慣れていないのか、ほんとに要領が悪い。
何かオドオドしてるんだよねえ。まだ10代だと思うけど。
しかも、支払いの請求を間違えたようで、母親から何回も叱られていた。
店内には数組の客しかいないにも関わらず、なかなかピザが出てこない。
ね、ねむい。
ただ、小さなレストランながら、なかなか立派なピザの釜があった。
思ってたよりも期待出来るかも??
待っている間、ピスコサワーをちびちび飲む。
そうすると対面の店で、バンドの生演奏が始まった。
両店とも扉が開けっ放しになっているため、演奏がダイレクトで店内に響いてくるのだ。
これはラッキー。
「コンドルは飛んでいく」等、聞いたことのある曲ばかり流れてくる。とってもとっても心地よい時間だった。

そうしてるとやっとピザがやってきた。
俺が注文したのはマルゲリータ。
専用釜で焼いただけあって、想像以上にウマイ!
量も丁度良かった。
若者への激励を込めてチップを上乗せしておいた。
帰り際、若者が何度も何度もお辞儀していた…。