恋心を滅却し続けた先に、彼への愛が生まれるのなら、それはとても幸せなことなのだろうと思うのです。

もう二度と会うことも無いかもしれない彼に、私がしてあげられることがあるのだとすれば、

それは、こうして、遠くから、愛を送ること。

この世界で、彼と出会えた奇跡に感謝しながら。

見つめ合った視線と、交わした言葉を思い返しながら。


いつの日か、この宇宙のどこかで、もう一度彼と出会うことができたら、

その時は、彼に選んでもらえる私になれますように。

彼に愛される私であれますように。


その時は、言葉一つ交わさなくても、手を取り合って、一緒に歩いていける気がするのです。