ヘッドを組んで、カムシャフト付けたら
バルブタイミング合わせます。
昔のポイント点火だとフライホイールに
TマークとFマークがあってややこしかったけど
今は点火時期調整が要らんので、Tマーク
だけです。


カムシャフト変えたので、タペット調整を
します。

専用工具を使うのが理想ですが、
高くて買えなかった時から長手のモンキー
とスパナでやってました。慣れてくると
ナットを締める時に連れ回りする角度を
見込んで調整できるようになります。
250mmくらいのモンキーだとナットに
回されるのが少なくてやり易いですが、
モンキー125のように(あ〜ややこしい)
調整窓が小さいと少し大変です。
ちなみにナットのサイズ(二面幅)は
9mmです。あまり使われてないので
事前に手持ちの工具の確認が必要です。
クリアランスは広めにしてます。
その昔友達がモリワキCBX400Fの
F3コンプリートマシンを借りてきた。
分からない方は「モリワキ」「CBX400F」
「コンプリート」で検索してみて下さい。
極限まで不要なものを取り外したマシン
作りで当時レースメカニックを目指していた
私には大変勉強になったマシンでした。
例えばアイドリング調整用のアジャスト
スクリューはステーごと外されてた。
レーサーにはアイドリングなど必要無いのだ。
エンジンをかけてみるとヘッドあたりから
ガラガラ音がする。「タペット広く無い?」
って聞いたら、「高回転域に合わせてるから
広めにしている」らしい??
その言葉を信じてバルブクリアランスは
広めにしている。と言っても規定内ですが!
ヘッドまで組めたのでいよいよ火を入れます。