朝のお散歩の途中、

お庭のお手入れをしているおばあちゃんに会いました。

 

部落が違うので、お名前は知らないけれど、

季節ごとにキレイなお花チューリップ赤黄色い花を植え替えて

丁寧なお庭を見せてくれる家の、おばあちゃんでした。

 

 

 

「どこのワンちゃんだい〜?」

初めて話すのにも関わらず、

ニコニコと旧知の仲のように、歩いている私に声をかけてきました。


黒兵衞わんわんを見て連想したのか、

近所の犬の話をしてくれました。

 

 

その犬は、飼い主のおばあちゃんが亡くなってしまい、

残されたおじいちゃんが今はお世話をしているそうですが、

このおばあちゃんが行くと、

飼い主だったおばあちゃんを思い出すのか、膝下から離れないんだぁ、

と話してくれました。

 

「生き物の深い感情、愛情が胸に刺さってねぇ、、、

 こんなに実感したのは初めてだったよ・・・。」

 

しみじみ話す様子に、なんだかウルっとしてしまったのですが、

おばあちゃんのお話は、くるくる次に展開していきます。

 

 

 

折れた竹を扱いながら、

「うちにも、大きな犬がいたんだけれども、

 線路まで往復1時間かけて散歩してたんだぁ〜。」

「あんたは若いから、線路往復で1時間もかかんないだろうけんども、

 歳がいってから飼ったから、

 その頃はもう、ゆっくり歩いてたから、それくらいかかったんだよ〜」

 

 

 

「でも、若い頃は、男しゅうとと、つれあいと私とで、

 馬車馬に乗って、線路の向こうの五平の方まで草刈りにいってたんだよ〜」

 

五平というのは、現在あるお店の名前で、

おばあちゃんの家からは5kmほど離れています。

 

「今はこの辺は草ぼうぼうだけんども、

 昔は、キレ〜〜〜〜〜イに草刈りされててねぇ、

 五平の方まで行かないと、草が取れなかったんだよ。」

 

「馬や牛さにやる草、み〜んな刈るから、

 そっちまでいかないとなかったんだよ。

 行って、一日中草刈ったり、木ぃ切ったりしてたんだよ〜。」

 

話に聴き入りながら、頭の中に、今と全然ちがう景色が広がって、

勝手にタイムスリップしたようでした。流れ星

 

 

 

「今でもあれやこれや、動けるのは、

 あの頃に一所懸命働いて、体動かしてたおかげだと思うんダァ。

 あの頃はいろいろ思ってたけども、

 今となっては、感謝、感謝ダァ〜照れ

 

「元気のコツは、やりたいこと、いっつもちょびっと残してるからサァ、

 気になって早起きして、手ェ付けて、

 んでまた、やりたいこと出てきて、次の日にちょびっと残してって、

 全部終わって、安心したりしないのが、エエんだわぁ。」

 

特別な感じもさせず、

自分の当たり前をただペラペラしゃべった風な話し方でした。

 

奥深い言葉にも関わらず、

この、普通な感じ、ココロが平らかな感覚キラキラが、

私もこうでありたいと思わされました。

 

 

 

ちなみに、失礼ですが、おいくつなんですか?と尋ねると、

「90歳だ〜。」とのこと。。。。

ええっ!びっくり 昭和元年生まれ!くらい!?

姿勢も良いですし、軽々と庭仕事をされていますビックリマーク

 

 

新鮮に感じ入る心、にこやかな顔、健やかな体つき・・・。

 

私が90歳になったとき、

このおばあちゃんのように、カラカラと平らかに笑っていたいです。

 

ひとしきりしゃべると、フッと気が済んだように、

「ながながお話、ありがとう」

と、かぶっていた手ぬぐいを取って頭を下げてくれて、

「若いうち、いっぱい楽しみんさい。」

 

と、笑って言ってくれました。

 

 

内心、感無量ですえーん

今日、この方と会話ができたこと、ずっと覚えていたいです照れ

おばあちゃん、ありがとうドキドキ

 

 

 

最後に、おしゃべりした記念に、写真撮ってもイイですか?

とお伺いして、記念にパチリ。

 

 

「あらぁ、まぁ〜、ははは(笑) ありがとう」

 

 

感謝でまんまるになってる、このおばあちゃんに出逢えたこと

心から感謝ですドキドキ