さて、話をクラウドファンディングに戻しますと決済にクレジットカードは必須となります。クラウドファンディングはオールオアナッシング方式、すなわち一定のゴール金額を最初に設定しておいて、その金額に到達すればそのプロジェクトは「成立」、1円でも不足すれば「不成立」ということになります。成立すれば集まった金額はプロジェクトオーナーの元に渡りますが、不成立であればお金は戻ることになります。
しかしながら、少額を集めるという趣旨から考えれば、不成立となったプロジェクトについて、いったん銀行振り込みを受けたお金をいちいち全額返済するという方法ではその手間暇、振込手数料が膨大となり、物理的に成立しなくなります。

よって、クレジットカードを使い、注文が入った時に予約を掛けて、「成立」した場合のみ決済ができるという方式を取らざるを得ません。但し、クレジットカードの情報をいちいちこちらで決済するのであれば、こちらもその管理そのものに膨大なエネルギーを掛けなければならなくなりますし、支払う側の「エンジェル」も「プロテック・キャピタル」なんて会社知らないし、詐欺サイトじゃないの?という疑念は常につきまといます。日本ではそもそもクレジットカードを使うのは怖い、ましてやPCにクレジット情報を入れるなんて・・・・という傾向があります。


そこで決済を代行して頂く「決済代行会社」を間に挟むことになります。それにより当社サイドは一切エンジェルのクレジットカード情報に触れることは無く、エンジェルも取引相手が信用の高い会社になりますので安心してクレジットカードで決済できることになります。それでもカード決済には心理的な壁があるのは確かです。


普通のEコマースであれば銀行振込、代引、コンビニ支払等他のサービスも併用できるのですが、クラウドファンディングの場合なかなか他の方法は使えません。この事業を開始するに当たり、一番気になっているのはこの「決済」の問題でした。この後、クラウドファンディングがよりメジャーになれば銀行が決済サービスをして頂けることになるのでしょうが・・・・。開始して暫くなんとかして知恵を絞って現金決済ができるようにしたいとは考えています。出資法の壁といかに向いあうか・・・まだまだ課題は多いです。