このように不景気時代に突入した各銀行は、いつまで続くか不透明な経済状況の中、どうやって健全な財務体制を取り戻すかを競うようになります。「超」の形容詞を抜いた優秀な経営者であっても、最も効果的な方法を選択します。1番費用がかかっている分野から削減するのでしょう。
最も費用がかかっている部門…それはITです。そこに命じたのは「full outsource」と言う人員削減です。今まで、ムダに活きいきしながらも技術を磨いていたIT要員を減らすこと。そのためにコンピュータ業者に開発から運用の全てを委託する方法です。
full outsourceは魔法です。魔薬かも知れません。銀行経営から見ると、何百人ものムダな要員を抱えていたものが、必要最低限に抑えられました。
また次にエライ銀行IT部門長である部長たちは、何百人ものムダかも知れない要員がいなくなって少し心配していましたが、必要最低限の要員で上手くSystemが動いているのです。結果 両者とも「ギザウレシス」と言える状況になってしまったのでしょう。。この後の「技術空洞化」が訪れるとも知らずに。