システム更改で数十億の費用を投下しなければならない状況では、一時的にcost cutに成功した銀行も、full out sourseを始める前以上の費用投下が必要になります。再び業績不振に陥ってしまいます。当時はzeroの金利からマイナス金利が見え隠れしていた時代ですから、業績再潜航は回避できません。

このことをfull out sourseを始めた時点で誰が予測していたでしょうか❓ 実は…恐らくですがIT部門長は、ほとんどが心配していたんだと思います。 彼らの心配事は、full out sourseした結果、銀行オンラインシステムは守って行けるのだろうか❓ 誰が守っていってくれるのだろうか❓と。。。

ちなみに業績不振に陥る理由は、full out sourseが直接的な原因ではありません。システムのことを理解するヒトがいなくなってしまい、分からない人たちが、自分の味方であるはずのsupplierの言いなりになりたくなくて、無理難題をお経のように唱えるからです。supplierは実直ですから、システム更改を安くする新しい方式案はあっても、新しいものをキライな人々は、良い案を受け容れる度量もないのです。だから「今まで通り」と言い張ります。これがIT投資が減らない理由です。