前回までは、①設計書を書くコトは難しくない。②設計書を書こうとするヒトは他人の設計書も想像がつく。③IT部門の人材として必要なのは設計書を書こうとするヒト。 とお伝えしました。




 さてさて、設計書作成を若手に経験させる。すなわちロジックを組立てる訓練をさせること自体、その行為こそがシステム設計になります。


 この思考回路を身につけることこそ育成であって、それを身につけると他人の設計内容も想像がつきます。



 他人の設計に思いを馳せるコトができれば、もう育成はほぼ完了です。その若者は自分が担当した機能以外にも、大筋を理解するコトができます。



 「こうなってるハズだ」と想定できますし、更に訓練すれば「ハズ」の想定が

「こうなっていなければならない」と結論づけることができます。


 余談ですがプロ野球の松坂大輔選手がルーキーのときに、「自信から確信に変わりました」と言ったあの感覚になるのではないでしょうか。






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