夫の両親が、面会へ。
それから会ってないので何を話したのかとか、知りません。
唯一、「暑いけん薄手の服が欲しい」という伝言だけ受け取りました。

そういえばそうだ。
このところ夏日とかやったもんな〜〜…。

なんか…えー、あんまり会いたくないっすー。
だが仕方ない…。

ジーンズ1本、薄手の服3枚、軽めのスリッポンシューズ。
持って行きました。

閉鎖されてるので勝手に病棟入れません。
受付して、承諾証をもらって病棟へ。
面会室があって、そこへ通されます。
しばし待つ…。

5分くらい待たされ(待つ事が結構キライな私)、
やってきました、夫君。
髪、伸びてる。
ヒゲ、少し伸ばしてる。
目、黄疸なくなってる。
なんか阿部寛さんみたいな感じです。
目鼻立ちハッキリしてるので、前髪あったら似てるな…。阿部さんソースやけどこの人醤油やな。

「息子君は?元気?パパの話とかせん?」
いやー、パパ会いたないって言ってる。
「え??………でも実際会ったら違うって。
   GWに外泊許可もらおうと思っとんやけど」

…あのー…いきなり?
治った気でおるよね、完璧そーよね。

なんかすごくズレてます、私達。

これって男女の差なんでしょうか。

病院での過ごし方について聞いてみました。
精神病院ならではと思います。
①知らない奴に後ろから殴られる
②裸で走り回るおばさんがおる
③ご飯がそこら辺でひっくり返ってる
④そこら辺で排泄する奴がおる
が、日常だそうです。
そして、「ご飯は残飯のようなもの」だそうで…。まともな人は院内のコンビニてカップラーメン買って食べたりパン買って食べたり。

なんか気の毒やけど、自分がここに移りたいって言ったんじゃん。

「そーゆーの見て、俺もあんな風になっとったかもしれんと思ったら、ムカつくとかそーゆー感情より、なんか逆に穏やかよ。」

うん、まぁそんな顔してるわ。

「ここではあんまりアルコールについて勉強できんけど、前の病院でもらった資料何回も読んだし、先生から本借りたりして何とか知識増やしていきよるよ。」

退院後の方が重要なんですけど。
私あなたを信用する事ができなくて、一緒に生活していく自信はやっぱりないし、怖い。
断酒をどうやって続けていくかが問題。
自分の意志だけでやめ続けられるとでも?

「自信ある。」

お金は持たせられんよ。

「いいよ。」

「今までは、飲み過ぎて体がしんどくなっても、少し控えれば大丈夫やろうって思っとった。それだけ。入院して体が楽になったけん、大丈夫って思っとった。
やけど今回はちゃんと勉強できて、体だけじゃなくて家族に与えた影響がハッキリわかったよ。」

…。

こんな感じで1時間。
ここ最近の発言と、ブレてません。
でもなー…これが続くかどうか…。

信じてあげないといけないのでしょう。
そうでないと、溝が…埋まりません。
であれば、私も変わらないと。

前の病院の家族会、お願いして行ってみようかなぁ。

病棟から出る私に、手を振る夫君。
私はニコリとも、まして手を振り返す事も出来ないまま。
夫の前で、もうどれくらい笑ってないでしょうか。
笑える日が来るのか。
もうそんな日はないのか。
心はずっと、暗闇です。