晴天の霹靂。FISCOがなくなる!

 

1980年に富士スピードウェイを廃止、レジャー施設への転用計画が明かされました。交通渋滞と暴走族の問題や省エネ対応が主な理由との報道でした。

 

関係者にとっては死活問題、寝食を忘れる程のモータースポーツファンには魂が抜けかかるほどのショックな出来事でした。

 

直ちにFISCO存続とモータースポーツの有用性をアピールするために「日本モータースポーツ振興会」が結成されて15万人の署名も開始されました。

 

84年までは廃止転用案は凍結され、世界耐久選手権が4年連続で開催されて活況となりましたが…。

 

 

 

86年末で閉鎖。

青少年レクリエーションセンターに⁉

 

85年の年末に富士スピードウェイ(株)から閉鎖後は青少年レクリエーションセンターに転用の構想案が一方的に提示されたため大問題となりました。

 

このレクリエーションセンターは一口5000万円の法人会員制で400口を募集。スポーツ施設とホテル、ロッジを備えるものだったようです。

 

 

三菱地所の強行は契約違反として地主からも土地の一括返還が要求されるまでに進展。FISCO廃止問題連絡協議会を主体に抗議活動が行われ反対の申し入れを三菱地所に行う事態となりました。

 

個人で出来る抗議運動は募金をしてクルマにキャンペーンステッカーを貼ることでした。

 

 

1986年7月に小山町長の裁定で廃止案は撤回
 
三菱地所が小山町長に対し調停を申し立てたが、地域住民の影響や反対運動が起きていることから「白紙撤回」の裁定がなされ存続が決定しました。
 
鈴鹿F1の開催やバブル景気の影響で観客数が増え大隆盛となったころには「廃止転用」騒ぎは嘘のように収まり、近代化設備への改修やシケイン設置等の安全対策がとられるようになりました。昭和40年代の汚いトイレがリニューアルされたのが嬉しい出来事でした。
 
 
トヨタの傘下になって
 

2005年にコースが全面改修されてからはとても立派な施設となりました。誰もが快適に過ごせるサーキットだと思います。その分だけ敷居が高く感じるのはオールドファンだからでしょうか?緊張感あふれるバトルを観ながら美味くないけど安くて大盛の焼きそばを食べていたころが懐かしく思います。