こんばんは。
FORCAコンサルティングの伊藤です。
先日、埼玉県の介護職員の求人を閲覧していたところ、ある小規模デイサービスで、介護職員の募集が802円で求人されていました。
802円という、数字はいったいどこからきているのだろうか?と思い、
もしやと検索してみたところ、
平成26年10月に改定された最低賃金の値が802円でした。
その介護事業所は某小規模デイのフランチャイズ加盟店で、常にハローワークに求人情報が掲載されています。
また、処遇改善加算も算定されていないと記憶しています。
その介護事業所の所在エリアの全職種の平均時給相場が996円。
介護職同様に求人が多い飲食系も平均894円でした。
この平均時給というのは、求人時の数値であるため、長年勤務による昇給は加味されていません。
お金は払いたくないけれど職員は欲しい。
経営者の立場として鑑みれば理解できなくもないのですが、
果して求人に対する効果は考えているのでしょうか?
求職者は通勤可能エリアの求人から1円でも2円でも条件のよいものを絞り込みます。
他業種であれば、選択肢は限られることもありますが、介護職というのは好きなだけ就業先を選ぶことが可能です。
その中で、最低賃金の求人を提示する事業所に的を当てるでしょうか?
また、その条件で常に求人を出している事業所にどのような印象を受けるでしょうか?
賃金というのは、経営者が労働者に支払う対価です。
求人に掲載する賃金は、経営者が労働者にかける、期待と投資の値です。
では、資金が少ない、介護職員にあまり賃金を支払えない介護事業所はどのようにして職員を確保すればよいのでしょうか?
次回お話しようと思います。