売れていない介護事業所に共通する3つのこと(みっつめ) | 介護コンサルタントの辛口ブログ

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こんばんは。
FORCAコンサルティング伊藤です。

前回ご紹介させて頂いた、

売れていない介護事業所に共通する3つのこと・・・ひとつめ
売れていない介護事業所に共通する3つのこと・・・ふたつめ

に引き続き、
本日は最後の共通点であるみっつめをご紹介させて頂きます。

売れていない介護事業所に共通する3つのこと、みっつめのその答えとは・・・

事業所内入り口付近に塗りかけの塗り絵が壁一面に貼ってあることです。

何故いけないの?
レクレーションをしっかりやってあるからいいんじゃないの?

と思う方が大半だと思いますが、これには理由があります。

ご理解頂きたいのですが、私は何も塗り絵を否定しているわけではありません。
塗り絵は一般的なレクレーションです。
レクレーションの基本と言っても過言ではありません。

しかし、今回挙げさせて頂いた塗りかけの塗り絵が壁一面に貼ってあること
というポイントには、売れない事業所特有のキーワードが2つあります。

では、それぞれのキーワード毎に順を追って考えていきましょう。

キーワード①・・・塗りかけの塗り絵
何故、塗りかけなのでしょうか?
例えば、何枚かあるうちの一部が塗りかけであれば、特に問題視はしません。
問題は塗りかけがたくさんあることです。

塗りかけるというのは、どういうことでしょうか?
ご利用者様は塗り絵を楽しんでいなかったのではないでしょうか?
時間を潰すために、惰性で塗り絵をされたのではないでしょうか?

もしかしたら、職員が色鉛筆と紙を渡しておけばいいという、
お手軽な理由で塗り絵をやらされていたのではないでしょうか?

どんなに素晴らしいレクレーションでも、
希望されない方にやって頂くのはよくありません。
ことあるごとに、塗り絵セットをお渡しするのもよくありません。

ですから、極論といえば極論ですが、塗りかけの塗り絵がたくさん貼ってあるときは、
「あぁ、ご利用者様が塗り絵に飽きてしまったことに気づいていないんだな」と判断しています。


次にキーワード②・・・壁一面に貼ってある
日本の平均的な天井の高さは2.4mだそうです。
壁一面に、塗り絵を貼るというのはかなりの量であるということが想定できますよね。

壁一面に様々なご利用者様の塗りかけの塗り絵が貼ってあるということは、決してレクレーションの活発さを表しているのではありません。
むしろ、レクレーションの種類が極めて少ない、個別性を尊重できていない証ではないでしょうか?

特に、塗り絵の絵柄が殆ど同じものであった場合には、いかにご利用者様に楽しんで頂けるかを考慮した投資をしていないことがわかります。
塗り絵の紙が、日焼けによって黄ばんでしまっている場合には、ケアマネージャーやご家族へのアピールのための展示品としてのみ活用していることがわかります。



いかがでしょうか?
考え方が極端ですか?

しかし、この特徴に当てはまる事業所は全て、売れていない事業所であるのは事実です。

次回は、
売れていない介護事業所に共通する3つのこと・・・番外編
についてご紹介します。