というわけで簡単にレビューしてみましょうか。
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まずは仕様のおさらい。
このアンプは出力が10Wのいわゆる家庭用の練習アンプの類ですね。
スピーカーは8cmフルレンジユニットが2つ付いてるステレオ仕様で、JC-120なんかと同じようなタイプです。
コントロールはアンプタイプのセレクト、ゲイン、マスター、3バンドのEQ、エフェクト、リバーブ/ディレイ、ギターとUSB/AUXのアウトプットレベルですね。
最近の小型アンプではEQの代わりにトーンになってる物も多いので、これは嬉しい仕様ですね。
あとエフェクトとリバーブ/ディレイは最近のROLANDのアンプと同じような、1つのノブを回すと複数のパラメーターが動いて最適な音にしてくれるタイプです。
細かいセッティングはできませんが、ツボをついてる感じで、部屋でちょっと遊ぶ程度ならそこまで困ることはありません。
アンプタイプはCLEAN(フェンダー)、 CRUNCH(VOX)、 LEAD(オールドマーシャル), BRIT Hi(モダンなハイゲインのマーシャル)、 MODERN(メサブギー)といったギターアンプ5種類に加えて、BASS、 ACO,、FLATの合計8種類。
ここまであればたいていのことはいけますね。
あとはユーザーメモリーを5種類まで記憶可能。
さらにチューナー付き。
至れり尽くせりですね。
電源アダプタとUSBの端子が背面にある以外、他の端子やノブ類は全て天面に付いてます。
これは机の上に置いて使うことを前提にして作った結果ですね。
ROLANDのMICRO CUBEなんかはヘッドフォン端子や外部入力は後ろに付いてるので、必要な場合はいちいちアンプを動かさなくてはいけなかったので、この使用は本当にありがたいです。
とにかく見た目が素晴らしい。
色といい、この鉄のハンドルといい、スイッチもこの小さなトグルスイッチってのがまたたまりません。
スイッチをONにすれば、真空管を彷彿とさせるオレンジのイルミネーションがゆっくりと点きます。
このじわっと光っていく感じはギタリスト以外にはなかなかわかってもらえない部分ですが・・・。
さて、音の方ですが、モデリングが似てるかどうかは正直どうでもいいです。
ちょっと音色は硬め。
でも、弾いてて気持ちいいです。
これはMICRO CUBEではなかなか味わえなかった感じ。
チューブほどではないけど、ピッキングニュアンスもある程度は出ていると思います。
CLEANとCRUNCHのモデリングは相当気に入りました。
どこかのブログで見かけたんですが、ゲインとマスターはプリとパワーと捉えればかなりいろんな音作りができ、特にCLEANでマスターをグイっと上げた時の感じがたまらないです。
このアンプはアウトプットボリュームで音量コントロールができるので、マスターを上げてもその音色のまま音量を下げられます。
このアンプが他のアンプと決定的に違うのはここですね。
本当にお見事。
エフェクトはどれもある程度のクオリティはあると思います。
ステレオで出るので、リバーブやディレイの広がり方は凄いです。
ただ、気持ちよすぎて中毒には注意(笑)。
ちょっとかかりすぎかなって思えないこともないですが、たいていの人は満足できるかなと思います。
音を引き算で考える人はどうかなぁ・・・。
BASSのモデリングは、ウチにベースが無いのでわかりません。
ただ、店で聴かせてもらった感じでは4弦のローポジションでもきちんと再生ができてるんで、下手な練習用アンプよりもいい音だと思います。
ACOもかなりのレベル。
リバーブかけるとかなり気持ちいいです。
ただし、アタックを強くすると、リバーブもガッという音が出てしまうので、ピックでのストロークは避けたくなりましたね。
アルペジオでアクセントを強くしてもキツかったので、これはちょっと辛い。
ちなみにエレアコの場合だと次のFLATも良かったです。
好みで使い分けてもいいかと思います。
あとはiPod用のスピーカーとしてもチェック。
とてもじゃないけど、ギターアンプから出てるとは思えない音が出てますよ。
低域はまあある程度は出てるかなというレベル。
でも全体の出方のバランスがいいです。
ちょっといいラジカセと言えるくらいの音ではないかと。
ミキシングの確認用にこれから使うことにしました。
というわけで、ほとんど文句の付けようがないとんでもないアンプです。
ネット上での評判を見ると、フットスイッチの端子が無くてエフェクトのON/OFFをフットスイッチでできないのが不満と書かれてるのを何件か見ましたが、そもそもそういう使い方を想定してないと思います。
理想的なアンプを手に入れることができました。