「ムチン(英:mucin)」とは、明治期以降に伝来した、動物の粘液の主成分(粘質物)を指す外来語である。

しかし、英和辞典がその語源とされる言葉「粘液(英:mucus)」の語釈として補説「(動植物の)」を付けたことから、ムチンもまた「動植物の粘液の主成分」と誤って解された。

この誤解を広めたのは、『広辞苑』で知られる岩波書店が戦前戦後に出版した『理化学辞典』、『生物学辞典』、『英和辞典』であったが、半世紀以上も前の1970年代に訂正が行われていた。

https://jeanne.jp/suifu_court_iwanami_2023.1.23.pdf#page=5