あれも違った
これかと思ったがそれも違った

やってみたけどできなかった
本当はそれほどやりたくなかった

結局 自分は何もやりたくないし
何もできなかった


しばらく絶望を味わった


深く深く暗い底なしの低いどこかへと
泣きながら落ちていく夢を見た。


絶望の底で
人は開き直るらしい。


一度、クズのような生き方をしてみたかった。


絶望の底でクズのように生きようとした時
光が射した。


強い収縮の後の弛緩から
寛ぐことができたのだろう。


自分が心から喜んでしたいこと
いつまでもいつまでもしていたいことがわかった。


魂が喜ぶこと。


それは自分が得意とすることに違いないと
思い込んでいたが

そうではなかった。


得意分野ばかりをほじくり返して
どうにか形にしなければと必死になっていた。


自分が心から望んでしていたのは


むしろ不得意なことだった。


好きでずっとやり続けていたいけれど
かなり下手くそだ。


失敗ばかり繰り返している。


でも、ああでもない こうでもないと
何度もやれる喜びがある。


やり続けていたいから
完成なんかしたくないのだ。


プロに習いたくもない。
自分の好きなようにやりたいのだ。


その代わり
ある日突然、上達していることに気づく。


かなりなものだ。


不得意で下手くそだけど
好きなことなので楽しくて仕方がない。


だから
突飛な発想など次から次へと思いつく。


それ以外の行為は
好きなことの為の情報収集にすぎない。


心惹かれるものや
素晴らしいと思った体験は

全てスポンジのように吸収され
好きなことへと活かされる。