LONE、今日はまた昔の彼女のことを思い出してしまったよ。でも今日はよかったことを思い出したんじゃなくて、悪かったことを思い出した。思えば2人だけで春を迎えた頃、そのころに僕はもう気持ちがさめていたことを思い出した。冷めていた、っていうのは正確じゃないな。あの頃の僕は、新しい生活で目に入ってくる全てのものに心奪われていた。そりゃ当然だよ。彼女はもはや好奇心の対象でなく、安らぎの場とかわっていたんだから。
別れを切り出したときの僕も、「これだけ別れる理由があるから、そして決して後悔はしない。」と思いつつ決心して言ったんだっけ。強くなろうとしていたんだ。だけど一体どうするのが一番よかったんだろうな。今でもそれは考えてしまうよ。
そういえば母校から卒業名簿の連絡が来ていた。
今の僕に、いったいどうして心宿らせる場所を求めることがあろうか。
死ぬまで走るよ。