二回目のヘルニアの時に、整形外科のA先生に言われた言葉です。
当時、下の娘は年中さんでした。毎朝、寝ている娘をそのまま抱きかかえて、リビングへ運ぶ日々。今でこそ多少はマシになりましたが、当時の娘は、とにかく朝が苦手な子でした。
あとグズッた時の抱っこ。持ち上げての立ちながらの抱っこですね。もう15キロくらいはあったので、重い重い。
ヘルニアの状態が良くないと言われた後だったので、”立って抱っこ”はやめることにしました。だっこは足を伸ばして座った状態での”座り抱っこ”のみ。娘には「ママは腰が悪いから、ごめんね」と伝えました。さすがは年中さん、ちゃんと解ってくれましたよ!寝起きの悪い娘の搬送は、主人の仕事になりました。
私が解ったことは、「子供は年中さんくらいになれば、親の事情も少しは理解できる」ということです。抱っこは親子にとって大切なスキンシップではありますが、立って抱っこすることだけが抱っこではない。座りながらでもできるし、寝ながらでもできる。子供はそれで十分満足してくれます(くれたと思います)。
足腰の悪い方々へ。子供が程良い年齢になったら、立って抱っこは止めた方が無難かと思います。それによって、痛みもますます酷くなる可能性があります。それに痛みがある時にグズられたりすると「なんで私はこんなに痛いのに、言うことを聞いてくれないの!?」とイライラしたりもします(私がそうでした!)。外出時にどうしても抱っこが必要になったら、お腹に力を入れて、膝を曲げて、よいしょで子供を持ち上げるのがおすすめです。腰だけに負担がかからないように、足・お腹、背中の力を使うように意識するのです。