最近の「大丈夫」の使われ方 | 更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」

最近の「大丈夫」の使われ方

最近というか実はけっこう前からですが
「大丈夫」という言葉が、
“違う”使われ方をするようになってきたみたいですね。
若い人の間で。


たとえばこの前もコーヒー屋さんのカウンターで
私の前にコーヒーを買っていた若い女性が
店員さんの


「コーヒーにミルクとお砂糖をおつけしますか」


という問いに



「大丈夫です」



と答えていました。



これは「ノーサンキュー」という意味でありまして
本来の日本語でいうところの



「けっこうです」



にあたるお返事です。




若い子、といっても女の子により強くその傾向があるように思うのだけれど
これ、いったいいつ頃から?



「けっこうです」という言葉は
もうなくなったのかしらん??




最近は「ずばっと言い切る」言葉使いを避けたがる傾向があるので
「けっこうです」と言い切ることに不安を感じるということなのか…


でも言葉というのはそのときそのときの使い方で
同じ言葉でも適切だったり失礼になったりいろいろなので
その都度使い分けるべきと私は思うのだけれど
少なくとも上記のような場合は
あくまで事務的に聞かれているのだから
わかりやすく(しかもいちおう丁寧語だし)答える方がいいと思うわけで。


だって「大丈夫です」って、「欲しい」って意味にもなってしまうような?



そうそう、「マスタードはどうしますか?」と聞かれて
「大丈夫」と答えたらマスタード入れられちゃった
という笑い話?を聞いたこともあるし。



なんでしょうね、この「大丈夫」の万能な使われ方。


そういえば店員に「○○して大丈夫ですか?」って聞かれたこともあるわね~。

大丈夫って丁寧な言葉ではないから
店員が客に使うべきではないような気もします。
堅いことを言えばね。




たとえば、聞くときは

「○○してかまいませんか?」
「○○してよろしいですか?」


答えるときは

「けっこうです」
「ありがとうございます、いりません」


とか、その時どきでふさわしい言い方はいろいろだと思うのだけれど
今後は「大丈夫」に1本化されるのか…



少し前にうちでご飯食べた若い女の子も
「おしょうゆいる?」と聞いたら
「大丈夫でーす」と言っていた。


一瞬「どっち?」と思った私が
昔の人なんでしょうけどね…。