「レ・ミゼラブル」できちんと泣いてきた(笑)
あけましておめでとうございます。
昨日、見てきました。
ちなみに本年度第1回目の夫婦50割利用(笑)
なんか未だにトクした感じがしますよ。
私が年取る楽しみは、60歳になって映画がいつでもシルバー料金で見られるってこと。
今のところ楽しみなのはそれだけだけど…
さて。
原作はご存じビクトル・ユーゴー。
それをミュージカル化して世界中で大ヒット。
今回それを映画化したのが、「英国王のスピーチ」のトム・フーバー監督。
158分と超長いのですが、長さをぜんぜん感じさせず…
と言いたいところですが、すみません、個人的には
前半少々長いな~と感じでしまいました…。
しかし後半から一気に追い込みをかけ
ジャンバルジャンの話ではなく
革命を志す学生たちの群像劇あたりからぐおーっと盛り上がり、
そのまま怒濤のラストへともつれ込んでいくあたりさすがの手腕で、
しっかり感動して泣いてきました。
お正月の晴れがましいイベントとしては
けっこうなものであったと思います。
思っていた以上にキリスト教的な内容だったことに驚きましたが。
主人公のジャン・バルジャンを演じたのはヒュー・ジャックマン。
この人はミュージカルもちゃんとやる人なので歌も巧いし体も大きいし。
そして顔が、若いときのクリント・イーストウッドに似ている…。
年末最後にアン・ハサウェイの話を書きましたが
この映画でロングヘアをジョキジョキと切ってスポーツ刈りに…
しかしいつものことながら、一昔前なら
ハサウェイが演じたような「貧乏のどん底で、マジで泥まみれ」みたい役でも
美人女優を使って「汚っぽくしがらもキレイに作り込む」感じだったと思うのだけれど
今はほんと女優もたいへん!
本当に顔は素に近いし、顔をリアルに汚くしてるし。
ていうか逆に、そうしてもなお美しく見えるって
どんだけー?と思いました
そのハサウェイの娘のコゼット役がアマンダ・セイフライト。
この手の顔は人気若手女優に数人いて、たぶん今流行の美人なのだと思う。
そして私も、この今様美人顔がとっても好きなのだった。
特に最後の花嫁姿。
髪に白い花を飾った清楚で初々しい姿(を演じているわけだが)には
それだけで涙。(←これは完全に老化現象です。昔はなかった。なぜか泣けるのだ~)
ラッセル・クロウもがんばって歌っていたし。
と、感想はそんなところで(エンターティメントなのでそれほど言いたいこともない)……
今回、行く前から気になっていたのは例によって原作(笑)
この原作を最初に読んだのは小学生のときで、
世界文学全集に入っていた「ああ、無情」(コレ、よく考えるとすごいタイトル)
そして高校生?くらいのとき「レ・ミゼラブル」を読んだと記憶しているが
内容は忘れまくり。
しかしこの映画はかなり原作に忠実に作られていたため
見ながら「ああそうそう」とかなり思い出していったのだった。
しかし。
映画では「1切れのパンを盗んだだけで19年間投獄」されていて
仮釈放されたあと、教会に泊めてもらっておきながら銀の食器を盗んで出奔。
すぐに警官につかまって神父さんの前に突き出されるも、
神父さんが咄嗟にかばって、
「食器は差し上げたものです。でも、いちばんいい銀の燭台も差し上げたのに
忘れていってしまった」とかいって、追加で燭台もくれるのです。
それによって心を入れ替えたバルジャンが、新しい人生を歩み始める…
ってのがお話の冒頭部分。
ところがここを見て私は「あれ?」と思ったのですよ。
私の記憶では、最初に盗んだモノがパンではなく
銀の燭台ってことになっていて。
なので気になってあらすじを検索したところ(すぐ出てくるから便利~)
あらまあ私の記憶違い。
映画のほうがあってました(当たり前か)。
このまちがいはたぶん「銀の燭台」という言葉のインパクトによるものだと思うの。
今から数十年前。
昭和の小学生(=私)は、「銀の燭台」なんて言葉を聞いたこともなく、
よくわからないけれど、すっごく素敵に感じたわけです。
銀の燭台が何かは、たぶん本の挿絵でわかったのだと思うのですが…
燭台…平たくいえばろうそく立て。
今の言葉でいうとキャンドルスタンド?(あちゃー、情緒ない~)
私が子供の頃=今よりずっと「西洋」が遠かった時代。
本の中に出てくるモダンな?ものってすごく印象に残っているんですよね。
前にも書いたけど「マッチ売りの少女」の「七面鳥の丸焼き」とか(爆)
って、あれ~、レ・ミゼラブルが七面鳥の話に…
ま、お正月だからいいか??(笑)
ちなみに私は「ああ無情」と
「巌窟王」=「モンテ・クリスと伯爵」を激しく混同したりもしています
巌窟王も調べてみなくちゃ~。
昨日、見てきました。
ちなみに本年度第1回目の夫婦50割利用(笑)
なんか未だにトクした感じがしますよ。
私が年取る楽しみは、60歳になって映画がいつでもシルバー料金で見られるってこと。
今のところ楽しみなのはそれだけだけど…
さて。
原作はご存じビクトル・ユーゴー。
それをミュージカル化して世界中で大ヒット。
今回それを映画化したのが、「英国王のスピーチ」のトム・フーバー監督。
158分と超長いのですが、長さをぜんぜん感じさせず…
と言いたいところですが、すみません、個人的には
前半少々長いな~と感じでしまいました…。
しかし後半から一気に追い込みをかけ
ジャンバルジャンの話ではなく
革命を志す学生たちの群像劇あたりからぐおーっと盛り上がり、
そのまま怒濤のラストへともつれ込んでいくあたりさすがの手腕で、
しっかり感動して泣いてきました。
お正月の晴れがましいイベントとしては
けっこうなものであったと思います。
思っていた以上にキリスト教的な内容だったことに驚きましたが。
主人公のジャン・バルジャンを演じたのはヒュー・ジャックマン。
この人はミュージカルもちゃんとやる人なので歌も巧いし体も大きいし。
そして顔が、若いときのクリント・イーストウッドに似ている…。
年末最後にアン・ハサウェイの話を書きましたが
この映画でロングヘアをジョキジョキと切ってスポーツ刈りに…
しかしいつものことながら、一昔前なら
ハサウェイが演じたような「貧乏のどん底で、マジで泥まみれ」みたい役でも
美人女優を使って「汚っぽくしがらもキレイに作り込む」感じだったと思うのだけれど
今はほんと女優もたいへん!
本当に顔は素に近いし、顔をリアルに汚くしてるし。
ていうか逆に、そうしてもなお美しく見えるって
どんだけー?と思いました
そのハサウェイの娘のコゼット役がアマンダ・セイフライト。
この手の顔は人気若手女優に数人いて、たぶん今流行の美人なのだと思う。
そして私も、この今様美人顔がとっても好きなのだった。
特に最後の花嫁姿。
髪に白い花を飾った清楚で初々しい姿(を演じているわけだが)には
それだけで涙。(←これは完全に老化現象です。昔はなかった。なぜか泣けるのだ~)
ラッセル・クロウもがんばって歌っていたし。
と、感想はそんなところで(エンターティメントなのでそれほど言いたいこともない)……
今回、行く前から気になっていたのは例によって原作(笑)
この原作を最初に読んだのは小学生のときで、
世界文学全集に入っていた「ああ、無情」(コレ、よく考えるとすごいタイトル)
そして高校生?くらいのとき「レ・ミゼラブル」を読んだと記憶しているが
内容は忘れまくり。
しかしこの映画はかなり原作に忠実に作られていたため
見ながら「ああそうそう」とかなり思い出していったのだった。
しかし。
映画では「1切れのパンを盗んだだけで19年間投獄」されていて
仮釈放されたあと、教会に泊めてもらっておきながら銀の食器を盗んで出奔。
すぐに警官につかまって神父さんの前に突き出されるも、
神父さんが咄嗟にかばって、
「食器は差し上げたものです。でも、いちばんいい銀の燭台も差し上げたのに
忘れていってしまった」とかいって、追加で燭台もくれるのです。
それによって心を入れ替えたバルジャンが、新しい人生を歩み始める…
ってのがお話の冒頭部分。
ところがここを見て私は「あれ?」と思ったのですよ。
私の記憶では、最初に盗んだモノがパンではなく
銀の燭台ってことになっていて。
なので気になってあらすじを検索したところ(すぐ出てくるから便利~)
あらまあ私の記憶違い。
映画のほうがあってました(当たり前か)。
このまちがいはたぶん「銀の燭台」という言葉のインパクトによるものだと思うの。
今から数十年前。
昭和の小学生(=私)は、「銀の燭台」なんて言葉を聞いたこともなく、
よくわからないけれど、すっごく素敵に感じたわけです。
銀の燭台が何かは、たぶん本の挿絵でわかったのだと思うのですが…
燭台…平たくいえばろうそく立て。
今の言葉でいうとキャンドルスタンド?(あちゃー、情緒ない~)
私が子供の頃=今よりずっと「西洋」が遠かった時代。
本の中に出てくるモダンな?ものってすごく印象に残っているんですよね。
前にも書いたけど「マッチ売りの少女」の「七面鳥の丸焼き」とか(爆)
って、あれ~、レ・ミゼラブルが七面鳥の話に…
ま、お正月だからいいか??(笑)
ちなみに私は「ああ無情」と
「巌窟王」=「モンテ・クリスと伯爵」を激しく混同したりもしています
巌窟王も調べてみなくちゃ~。