昨日に引き続き、グルテンフリーのお話を
なぜグルテンは身体に悪いのか
グルテンとは、小麦などの穀物に多く含まれる
たんぱく質の一種です。
グルテンを摂取すると、身体の至る所で
炎症が引き起こされます。
腸で炎症が起きると下痢や便秘になり、
脳や神経に炎症が起きれば、
認知症の原因になるといった感じです。
また、日本人の7〜8割がグルテン不耐症※
の可能性が高いという情報もあります。
遺伝的な要素もありますが、それよりも
小麦を沢山摂り過ぎているために
グルテンに敏感になってしまう人が
沢山いるのが現状です。
※ グルテン不耐症とは、グルテンの
消化・吸収がうまくいかず、体内の炎症を
引き起こしやすくなる症状。自覚症状が
あまりなく、分かりにくい。
小麦粉を食べて直ぐではなく、
数日経過してからチェックリストのような
症状がでるなど遅延性であることが特徴。
グルテンが及ぼす
身体への悪影響
・アトピーや蕁麻疹などのアレルギー疾患
・リウマチなどの免疫疾患
・腹痛、腹部の膨満感、下痢や便秘など、
腸に関わるもの
・発達障害といわれるADHD
(注意欠陥・多動性障害)、自閉症
・PMS(月経前症候群)
・その他、倦怠感や自律神経失調、不眠、
頭痛、貧血、皮膚症状(湿疹、発疹etc.)等など
グルテンフリーの実施方法
グルテンフリーとは、「食事から小麦製品を
抜く」ということですが、そこまで厳密に
行わなくても大丈夫です。
まずは、パン・パスタ・ラーメン等の主食を
食べないようにしてみましょう。
試しに2週間続けます。
なぜ2週間かと言うと、腸壁の細胞が
生まれ変わるのに2週間かかるからです。
2週間小麦を抜くとその変化を身体で
実感しやすいのです。早い方だと1週間で
何かしら体調の変化を感じることがあります。
2週間、以下のやり方で過ごしてみましょう。
*主食となるパン、麺、うどん、十割蕎麦以外のお蕎麦、パスタ、ピザを食べない(お家でも外でも)
*お菓子や調味料等に含まれる小麦までは
制限せず多少なら食べてもOKとする
*お子さん、お孫さんと一緒に取り組む場合
給食は、何も制限しなくて大丈夫です
実践した私からの
「2週間続けるためのアドバイス」としては、
・始める数日前は、好きなだけ
小麦製品を食べておく
・始めたら、まずは3日間だけ頑張ろう
という気持ちを持って、達成できたら
とにかく自分を褒める!
・スーパーへ行く時は、誘惑に負けない為、
小麦製品のコーナーに立ち寄らない。
もし目にしてしまったら、
「この2週間が終わったら買いに行こう。
その時どれを食べようかな♪」と
妄想で楽しむ。それも出来なそうなら、
家族にお買い物を頼む。
こんなところでしょうか(笑)
どうですか?ちょっとやってみようかな!と
思ってくれた方がいらっしゃったら、
嬉しいです
こうゆう時はどうするの?など
質問がございましたら、コメントください
次回は、"グルテンフリーを2週間続けると
こんな嬉しい変化があるよ"といった効果に
ついてお伝えしますね🌱