「熊本日日新聞」2016年04月17日
http://kumanichi.com/news/local/main/20160417001.xhtml

水や食料を買い求めて列をつくる買い物客ら=16日午後2時50分ごろ、熊本市南区
16日未明に熊本市などで発生した最大震度6強の地震を受け、県内では、休業する小売店が相次いだ。営業中の店は水や食料、日用品を買い求める住民であふれたが、商品の補充が難しく、品切れが目立った。

再びの激しい揺れ 市民逃げ惑う
「熊本日日新聞」2016年04月16日
http://kumanichi.com/news/local/main/20160416063.xhtml

校舎内が開放され、続々と入っていく避難者たち=16日午前3時45分すぎ、熊本市中央区の五福小(谷川剛)

強い地震で、熊本市の白川公園に避難した住民ら=16日午前3時8分
「余震」を警戒していた人たちを、前を上まわるような突然の激しい揺れが襲った。16日未明、闇を切り裂くような「震度6強」の揺さぶりに、熊本市の住民らは再び身をすくませた。 「横になって休んでいたらガタンと揺れて…」。熊本市中央区草葉町の主婦(65)は近くの白川公園に逃げた。草むらに座り込んだり、ベンチに横になったりして、多くの人が夜を明かした。

疲労、余震いつまで 益城町ルポ
「大分合同新聞」4月16日
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/04/16/004201294
押しつぶれた家屋。大きく傾いた土塀。路面には割れた瓦が散乱し、アスファルトはめくれ上がっていた―。九州で初めて震度7を観測した熊本県益城町(ましきまち)。地震発生から一夜明けた15日午前、現地に入ると激震の生々しい傷痕に目を疑った。「いつまで続くのか」。被災者たちは余震におびえ、疲れ切っていた。

警戒解けぬ活断層 首都圏、三浦半島や立川にも
「東京新聞」2016年4月16日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016041602000135.html

地震で陥没した道路や被害を受けた家屋(左上)=15日午前6時54分、熊本県益城町で
首都圏で大きな地震を起こすと想定されている主な活断層には、神奈川・三浦半島(横須賀市や三浦市など)の「三浦半島断層群」と、東京・多摩地区と埼玉県西部にまたがる「立川断層帯」がある。

本県DMAT、九州被災地に出動 民間DCATも派遣へ
「岩手日報」2016/04/17
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160417_1
熊本地震の被害拡大を受け16日、本県の災害派遣医療チーム(DMAT)と自衛隊岩手駐屯地の隊員が相次いで九州の被災地に向けて出発した。民間の災害介護支援チーム(DCAT)も近日中に熊本県入りする予定で、東日本大震災の経験と教訓を糧に被災者支援に臨む。

【宮古】消防田老分署が完成 防災活動充実へ
「岩手日報」2016/04/16
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?hi=20160416_2

宮古消防署田老分署が完成し、テープカットする関係者
東日本大震災で被災した宮古消防署田老分署が移転新築され、落成式が15日、宮古市田老三王の現地で行われた。高台の三王団地内に防災拠点が完成し、職員らが活動の充実を誓った。

<熊本地震>東北のDMAT出動
「河北新報」2016年04月17日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160417_73016.html
熊本、大分両県で地震被害が拡大する中、東北の災害派遣医療チーム(DMAT)が16日、現場へ出動した。負傷者の生存率が大きく下がるとされる「発生72時間」をにらみ、東日本大震災の経験を生かして迅速な救急救命に当たる。

<原発事故>除染賃金未払いなお横行
「河北新報」2016年04月17日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160417_63007.html
東京電力福島第1原発事故の除染作業をめぐり、福島県労連労働相談センターは、2015年に除染作業員から寄せられた相談内容をまとめた。賃金不払いや労働協約なしの経費天引きなど、悪質な事例が後を絶たない除染現場の実態が改めて浮き彫りになった。 センターは15年1~12月、前年より20人多い144人から電話や面接で相談を受けた。内容は「賃金や残業代の未払い」(77件)、「解雇・雇い止め」(15件)などのほか、「賃金明細をもらえない」「放射線管理手帳を返してくれない」といった訴えが多かった。

熊本地震、救助・医療支援へ出発 陸自第6師団と本県DMAT
「山形新聞」2016年04月17日 09:35
http://yamagata-np.jp/news/201604/17/kj_2016041700330.php

被災地に向けて出発する第6師団の車両=東根市・陸上自衛隊神町駐屯地
医療支援のため被災地に向かう県立中央病院のDMAT=16日午後4時33分、山形市・同病院 熊本地震の被災地などでの人命救助や医療支援のため、本県からも16日、陸上自衛隊第6師団(司令部・東根市神町駐屯地)の部隊や、災害派遣医療チーム(DMAT)が現地に向かった。

「熊本城の光景は見ていられない」 鶴ケ城で募金活動
「福島民友」2016年04月17日 09時34分
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160417-066713.php
会津若松市の「鶴ケ城」を管理する会津若松観光ビューロー(渋川恵男理事長)は16日、熊本地震の甚大な被害を受けている熊本城(熊本市)を支援しようと、鶴ケ城で募金活動を始めた。

九州被災地へ福島県から支援 東日本大震災の経験踏まえ
「福島民友」2016年04月17日 09時26分
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160417-066711.php

トラックに詰め込まれる支援物資。相馬市をたち、九州へ出発した=相馬市
県内の自治体や民間団体などは16日、熊本地震で被害が拡大している熊本県などへの支援として募金箱の設置や物資を発送するなど、動きが活発化してきた。
◆相馬市、水と毛布発送
◆二本松市、備蓄品とメッセージ
◆県建築大工業協青年部、ワゴン車2台分
◆アクアマリンが受付口に募金箱

福島県職員が熊本県で避難者の安否確認 声を掛けて訪ね歩く
「福島民友」2016年04月17日 08時54分
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160417-066701.php
県は16日、熊本県で同日未明に発生した本震を受け、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による熊本県への避難者の安否を再確認した。 現地では、県災害対策課の小滝和幸副課長、避難者支援課の武藤正久副課長、県大阪事務所避難者支援課の山崎薫主査が避難者宅を訪問。「無事ですか」「けがはないですか」と避難者の心境を思いながら声を掛けて訪ね歩き、15日時点で連絡が取れなかった、6世帯9人中、3世帯6人の無事を確かめた。17日は残りの3世帯3人の安否を確認をする予定。

整備内容 町が住民に説明 双葉の中野地区復興産業拠点
「福島民報」2016/04/17 09:07
http://www.minpo.jp/news/detail/2016041730331

中野地区復興産業拠点の整備方針などが示された説明会
双葉町が復興拠点の先駆けとして平成28年度から整備する中野地区復興産業拠点の住民説明会は16日、いわき市の中央台公民館で開かれ、町が整備方針などを示した。

菜の花迷路に笑顔咲く 原町区萱浜に今年も登場
「福島民報」2016/04/17 09:03
http://www.minpo.jp/news/detail/2016041730330

一面に広がる菜の花畑を眺める子ども
東日本大震災で77人が犠牲になった南相馬市原町区萱浜で16日、菜の花畑の迷路が開放された。初日から大勢の家族連れが訪れ、一面に広がる菜の花畑に歓声を上げた。

【千葉】「どうして野田市はコウノトリに力」 取り組み解説 パンフを配布
「東京新聞」2016年4月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016041702000130.html

野田市の自然の魅力などをPRするパンフレット
野田市は、野生復帰を進めるコウノトリを象徴にした市の自然のPRや、良好な自然環境を再生する生物多様性の取り組みを解説するパンフレット「コウノトリ便」を作成した。

【千葉】浦安伝統 べか舟この目で 元舟大工と「弟子」3人 1年かけ完成
「東京新聞」2016年4月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016041702000132.html

べか舟を造った宇田川さん(左)と大橋さん=浦安市郷土博物館で
浦安市伝統の1人乗り木造船「べか舟(ぶね)」を、元舟大工と3人の「弟子」が1年かけて造った。大きさは長さ約5メートル、幅約1メートル。木板を曲げるなどして流線形の船体に仕上げた。印旛産のスギの木目が美しく、装飾用の銅板を先端部などにあしらった。高度な職人技が光る舟を多くの人に見てほしいと、市郷土博物館は玄関入り口で展示を始めた。 (服部利崇)

17日の朝刊紙面を公開
「熊本日日新聞」2016年04月17日
http://kumanichi.com/news/local/main/20160417004.xhtml
くまにちコムで17日の朝刊紙面の1面、第3社会面、第4社会面を、第5社会面公開しています。 PDFファイルのため、パソコン、スマートフォンでご覧いただけます。
(一面)http://kumanichi.com/pdf/20160417_001.pdf
(第5社会面)http://kumanichi.com/pdf/20160417_019.pdf
(第4社会面)http://kumanichi.com/pdf/20160417_020.pdf
(第3社会面)http://kumanichi.com/pdf/20160417_021.pdf

避難所に9万人超 住民悲痛「水、食料足りない」 [熊本県]
「西日本新聞」2016年04月17日 00時59分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/238848
「食べ物がない」「紙おむつを」-。県内は大きな地震の連続発生で避難者が急増。県によると16日午後2時半現在、9万1763人が避難所に身を寄せた。熊本市は16日から、全ての市立小中高校計139校も希望者がいる場合、避難所としての開設を始めた。しかし救援物資は行き届かず、各地の市民からは悲痛な声が上がった。

ジェーンズ邸全壊 県重要文化財 県内最古の西洋建築 [熊本県]
「西日本新聞」2016年04月17日 00時59分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/238847

地震で崩壊した県指定重要文化財の「ジェーンズ邸」=16日午前10時すぎ、熊本市中央区水前寺公園
明治初期に熊本洋学校の教師として来日した米国人教育者リロイ・ランシング・ジェーンズ(1837~1909)が暮らした県指定重要文化財の「ジェーンズ邸」(熊本市中央区)が地震で全壊した。

阿蘇大橋 跡形なく 上空ルポ [熊本県]
「西日本新聞」2016年04月16日 22時51分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/238834

地震で崩落した橋=16日午前6時半すぎ、熊本県南阿蘇村(本社ヘリから)
朝日に浮かんだ村には惨状が広がっていた。山肌はごっそりえぐられ、地面には切り裂かれたような地割れがいくつも走っている。16日朝、震度6強の地震に見舞われた熊本県南阿蘇村上空をヘリコプターで飛んだ。

由布、別府 震度6弱
「大分合同新聞」4月16日
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/04/16/135719205
16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震が起き、由布市と別府市で震度6弱となった。県内で観測した地震の揺れとしては過去最大。熊本県の熊本、阿蘇では震度6強だった。気象庁によると、震源の深さは約12キロで有明・八代海に一時、津波注意報を出した。地震の規模はマグニチュード(M)7・3で阪神大震災と同じ規模。

木村草太の憲法の新手(30)政府のずさんな文書管理 故意の破棄でも追及不能
「沖縄タイムス」2016年4月17日 10:00
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=164009
鳩山由紀夫元首相は、普天間基地の県外移設を検討する際、外務省から、ある文書を示されたと主張している。
その文書は、代替施設は沖縄本島の訓練地から65カイリ(120キロメートル)以内の場所に設置するとの基準を米国が提示していることを示すものだった。この文書が、県外移設を断念する重要な根拠となったとされる。このことは、本紙でも何度か報道された。 鳩山氏の言う文書は本当に存在するのだろうか。
原口一博衆院議員は、2月26日の衆議院予算委員会分科会で、この点を政府に問うた。 中谷防衛大臣や外務省の政府委員は、文書の存在を確認できなかった、と回答している。この回答は、「外交・防衛上の考慮から、文書を開示できない」とか、「文書の存否自体をお答えできない」というのではない。「探したがなかった」というものだ。
このやりとりは、政府の文書管理が、深刻な状況にあることを示している。 日本国憲法が議院内閣制を採用する目的の一つは、政府を総理する首相を国会が指名することで、行政を民主的に統制することにある。もし、内閣総理大臣に対し外務省や防衛省が虚偽の文書を提示し、その意思決定をゆがめたのだとしたら、憲法の理念に反する重大な事態だ。あるいは、文書は本当に存在したが、なくしてしまったというのであれば、あまりにも文書管理がずさんである。

名護で好評「無名塾」1回300円で小中学生指導
「沖縄タイムス」2016年4月17日 08:26
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=164022

子どもを教える齋藤佳代さん(右から2人目)=名護市・大中公民館
【名護】ボランティアが小中学生を教える「無名塾」が1月から、名護市大中公民館で始まっている。誰でも通えるようにと授業料を1回300円に抑えたのが特徴。授業を充実させるため、ネット上で5月14日まで資金を募っている。

琉球に「難題」島津の書状、原本と確認
「沖縄タイムス」2016年4月17日 08:24
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=164024

「下浮穴郡役所所蔵文書」の原本とみられる書状
薩摩の島津義久が1590年、豊臣秀吉の関東平定を祝う使節を派遣するよう、琉球国王の尚寧に要求した原本と思われる書状が愛媛県内で見つかった件で、16日に現地で研究者の調査が行われ、同文書が原本であると確認された。

激震、ホテル曲がった 沖縄タイムス記者の熊本市・益城町ルポ
「沖縄タイムス」2016年4月17日 08:17
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=164032

未明の地震後、ホテルの駐車場に避難した宿泊客ら=16日午前2時半ごろ、熊本市中央区(山城響撮影)
【熊本県で山城響】熊本市中央区にあるホテル6階の一室。「熊本地震」の取材を終えて眠りについた16日午前1時25分、震度6強の激震が襲った。下から突き上げるような衝撃で分厚いベッドごと、体が宙に浮いた。「ゴゴゴゴー」と、これまで耳にしたことのないごう音の後、6階建ての堅牢(けんろう)なホテルがぐにゃぐにゃ曲がった。経験したことのない大きな揺れに腰が抜け、倒壊しないか恐怖におののく。時間にして十数秒。これ以上揺れ続くと「壁が割れる」と思った。室内にあるテレビやテーブル、持参したパソコンなど全部が吹っ飛び、散乱した。揺れが収まり、一目散に階段を駆け下り屋外へ逃げた。

<社説>九州地震拡大 新たな被害防ごう 避難者にきめ細かい支援を
「琉球新報」2016年4月17日 06:01
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-260136.html
熊本県で16日未明から震度6強の地震が短時間に連続して発生した。午前1時25分にはマグニチュード(M)7・3という阪神大震災と同じ規模の地震が起きている。16日の地震のエネルギーは14日に比べて16倍大きいもので、気象庁は14日が「前震」で、16日を「本震」だったと発表した。 気象庁が2013年に長周期地震動の観測情報提供を始めて以来、国内で初めて最も強い「立っていることができない」ことを示す「階級4」を観測した。14日夜の「熊本地震」で始まった一連の地震は、新たな段階に入った。
被害大きい活断層地震
不備多い原発対策
